作業日報
このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。2007-2-28 NSX 新作サスペンション 暫定仕様
昨年末より、少し止まっていた。新作のNSX用のサスペンションの暫定仕様が完成しました。
これから、実車に取り付けて、試乗テストです。
まずは、車高の調整幅を確認して、待ち乗りの乗り心地のテスト開始です。
NSXのユーザーは、とても車高にこだわりがあるようで、
ビジュアル優先だと、ものすごく車高が落ちるように設定できるようにしなくては、ならないし、でもストロークは、犠牲になっては、意味がありません。でもサーキットを走る場合は、少し高めの車高でアームが効率よく動くようにしないと、グリップ感がスポイルされてしまいます。
ん、ん難しい。
でも、待ち乗り、ビジュアル、サーキットが目標です。
2007-2-27 新企画 ドライカーボン 社内製作 その12
パンが焼きあがりました。おいしそうです。
この作品は、12面体でとても苦労しました。
右側がアルミのコンテナーシェルで重さ、約7k、左がドライカーボンのコンテナーシェルで約2.2kでした。
出来ばえは、プロが見て、45点、、
自分としては、85点なんて、、
2007-2-25 新企画 ドライカーボン 社内製作 その11
朝少し早出で材料を採断して、貼り込みます。
表側から3プライ+接着シート+5mmペーパーハニカム+接着シート+3プライの合計で9層、6プライです。
大きいので採断に6時間、貼り込みに6時間、合計12時間です。
2007-2-24 作品 紹介
昨日、仕込んでおいた、カーボンパーツを焼き上げました。
上から、タイムアタック2号機燃料タンク用アッパープレート、アッパープレート取付用アングル、リヤバンパー取付ステーです。
出来ばえは、まあ、、まあって感じ。
75点ぐらいです。(プロからすればきっと45点ぐらい)
明日からは、ガスバッグのアルミコンテナーを貼り込みますが、大きいのでかなり手ごわいかも。
2007-2-23 青木工房 OPEN !
今日から、社内での作業が開始です。
青木工房は、以前タイヤ置き場だった所をかたずけて、冷蔵庫、オーブン、真空ポンプ、作業台、シートローラーなどが置いてあります。
まずは、小物の製作がたまっているのでこつこつ作ります。
予定では、燃料タンクのコンテナーを来週あたり作ります。
燃料タンクのアルミシェルは、重さ約7.5kです。
どのぐらいの重さで出来上がるか楽しみです。
多分3k弱だと思います。
明日は、今日製作した、パーツをご紹介します。
2007-2-22 新企画 ドライカーボン 修行の日 その10
朝から、リヤバンパーの下側に取り付くアンダーパネルの貼り込みです。
毎日、毎日、修行とカーボンシートとの戦いの毎日です。
明日から、青木工房がOPENする予定です。
まだまだ、修行は、足りませんが、がんばります。
2007-2-21 新企画 ドライカーボン 修行の日 その9
今日も修行
タイムアタック2号機のデューザーをボディーから吊る、サイドパネルを作りました。
アルミハニカムを入れ込んで貼り込みます。
写真は、4プライ貼ったあとに接着シートを入れて、ハニカムを置いた所です。中央の褐色の物は、ベークライトでハードポイントを作って、横からのステーに取り付きます。
2007-2-20 新企画 ドライカーボン 修行の日 その8
朝から、師匠のところで先日まで、型取りしていた、リヤウインドウを貼り込み、焼き上げます。
純正のウインドウの重さは、分かりませんが、アクリルがおよそ、5.5kでした、恐らくカーボンは、2kぐらいで、アクリルからカーボンの差は、およそ3.5kぐらいだと思います。
予想(リヤゲートASSY重量)
純正(ワイパー無) 約28k
FRP+アクリル 約10k
DRYカーボン 約4.8k
FRP+アクリルのカーボンは、半分以下です。
2007-2-18 新企画 ドライカーボン 社内製作 その10
今日は、真空ポンプ廻りのパイピングや、漏れのテストをしました。
高真空で3時間ほど止めて、漏れのテストをしましたが、圧量より、漏れのテストは、厳しく、何回も直しました。
システム的にほぼ完成です。
来週の半ばには、青木工房も稼動予定です。
2007-2-17 新企画 ドライカーボン 社内製作 その9
なずけて、青木工房の天井にベアリング付きのローラーパイプを二本取付ました。
これは、ドライカーボンの材料を邪魔にならないように、尚且つ、使いやすいようにローラーを取付ました。
2007-2-16 TUKUBA 取材
TUKUBA2000でRX-7系の雑誌の取材で英輔号を走らせました。
英輔号は、去年の年末にデフやリヤゲートをFRP、アクリル、
Ver、2サスペンションと仕様変更後、初めてのサーキット走行です。
結果は、あまり良くありませんでしたが、良いテストには、なりました。
2007-2-15 RX-8 デモカーエンジンオーバーホール その1
雑誌の企画でとうとう、デモ8をエンジンO/Hすることになりました。
企画の内容は、新車時とチューニング時、走行を重ねて、コンプレッションが落ちた時、エンジンO/H後でどの様に性能とコンプレッションが変化するかのテストです。
まず、新車時は、ダイノパックで(ローラーシャーシ換算済み)207馬力、当社オリジナルパーツ装着後 246馬力、今現在、走行距離約28000kmでなんと、、217馬力、、、、
30馬力もどこらに居なくなってしまいました。
どこに行ったのでしょう?
そして、エンジン内部のチェックと計測、オーバーホール後の再計測で246馬力を超えるか? です。
今日は、とりあえずO/H前の計測をして見ました。
最近、なんとなく高回転のノビが悪くなったと思っていましたが、やっぱり30馬力 何処かにいなくなったようです。
2007-2-14 新企画 ドライカーボン 社内製作 その8
今日は、朝から、足利市にある印刷機械の中古屋さんにトラックで出張です。
写真のオーブンを購入しました。
高価なもので、一月半探しに悩んでようやく買いましたがとても中古でしか、手に入れられませんでした。
庫内サイズは、800X800X800mmで少し改造して1000mmぐらいの物は、入るようにします。
これでようやく社内で本格的にドライカーボンの作業開始です。
明日は、ヤフーオークションで購入した真空ポンプ到着予定です。早速配管です。
2007-2-13 耐久、、フライス加工 延べ 9時間
タイムアタック2号機のリヤセクション、ストラクチャー(衝突吸収BOX兼、ウイングステーマウント兼、リヤセクションフレーム)のブラケットをガリガリ、一日中削って作りました。
できばえは、ん〜75点、、
でもリヤセクションの作業が進むのでGOODです。
2007-2-12 新企画 ドライカーボン 修行の日 その7
昨日に続き、型をひっくり返して、成型からはみ出ている部分をカットして、仕上げます。このあとに、純正のモール跡をペーパーで仕上げて出来上がりです。
2007-2-11 新企画 ドライカーボン 修行の日 その6
先日、貼り込んだ、リヤゲートの裏側にかだのよじれを抑える、フレームを9mmベニアで格子状に組み上げ、FRPで貼り込み固定しています。
型取りは、本当に手間がかかります。
2007-2-10 新企画 ドライカーボン 社内製作 その7
昨日、貼り込んだカーボンアングルが焼きあがりました。
アルミのアングルが11本で1.82k、ドライカーボンが0.62kと予想通り、1/3の重さでした。
昨今、エンジンのチューンのそこそこ、頭打ち気味と思われるこのごろ、軽い車は、早い、燃費が良い。。
タイムアタックやサーキット走行でも、やはり軽い車の方が有利でしょう。でもかなり高価です。
2007-2-09 新企画 ドライカーボン 社内製作 その6
タイムアタック2号機のボディー廻りの作業に伴い、ドライカーボンのLアングルを作ります。
急遽、11本のアングル製作ですが、5プライ重ねて、11本製作で55枚のカーボンシートの貼り込みです。
正直、しんどいです。
手が痛い!
明日、焼きますが、アルミのアングルと、カーボンのアングルの重量を明日計って、ご報告します。
多分、、1/3ぐらいかな〜。
2007-2-08 新企画 ドライカーボン 修行の日 その5
先日に続き、師匠に教えてもらいながら、リヤゲートのメス型を貼り込みます、前回、ゲルコートを貼り込みだあとに、FRP、カーボン、FRPと3段階に貼り込み、固まるのを待ちます。
固まると、オリジナルのリヤゲートから外して、歪まない様に、コンパネで台を組み立てますが、次回ご紹介します。
2007-2-07 オートクレープ 小ガマ
師匠のプリプレの窯ですが、設計が悪く、蓋を開けると、前のめり、倒れます、下側にステンのLアングルを加工して取り付けて、前のめりに倒れこまないように加工します。今は、木っ端をかまして倒れないようにしています。
この窯で圧力をかけて焼くとドライカーボンのプリプレグの完成です。
2007-2-06 新企画 ドライカーボン 修行の日 その4
タイムアタック2号機のリヤウインドウをドライカーボンで作るべく、型取りの下準備です。
ステッカーを剥し、アセトンで掃除、マスキング、ワックス離形材を塗り、モールの溝を粘土で埋め、フィルム性離形材を塗りこみ、ゲルコートをガンで塗りました。
テールゲートは、既にドライカーボンで出来上がっていますが、アクリルを使わずにカーボンにします。トータル約25kgの軽量です。
乾いたら、メス型になるファイバーを貼り込みます。
2007-2-05 オーブンの棚 製作
師匠のカーボン焼きオーブンの定盤がステンレス製の為、焼いたカーボンのパネルに反りが出てしまいました。
オーブンの中に入れて、定盤をのせる棚をつくりました。
ついでに踏み台も、師匠は、大喜びでした。
今日早速、棚をオーブンに入れて、120℃まで加熱して見ました。結果は、GOODでした。
2007-2-04 新企画 ドライカーボン 修行の日 その3
今日で修行、三日目です。
師匠のところで、燃料タンクとの隔壁を張り込みました。
夕方より焼き上げます。夜8時ごろに「チィーン」で出来上がりです。
2007-2-03 新企画 ドライカーボン 修行の日 その2
今日は、昨日仕込んでおいた、パネルを100数十度で数時間焼き、、完成です。
張り込んでいるときは、壁紙屋さんか内装職人みたいでしたが。出来上がると、ドライカーボンのパリットした板になっていました。
シフトレバーが取り付くパネルは、アルミハニカムを入れましたが、人間一人乗ってもびくともしない、頑丈さでした。
2007-2-02 新企画 ドライカーボン 修行の日 その1
この歳になると、修行することは、珍しいのですが、近所に師匠ができドライカーボン、プリプレグの修行をしてきました。
写真は、タイムアタック2号機のミッショントンネルの隔壁をアルミ板でテンプレートを作り、カーボンシート、接着シート、ペーパーハニカムを貼って、オーブンで焼き上げる前の準備をしています。
この日は、10ピースぐらい張り込みをして、明日、焼きます。
2007-2-01 新企画 ドライカーボン 社内製作 その5
なんかオカシナ、タンクを作りました。
このタンクは、バキュームポンプの効き具合の効率を上げる為とデリバリパイプの役目をするタンクです。
エアタンクを買えば多分、¥5000−ぐらいなのに貧乏症のせいか、120Фパイプ材を使ってで作って見ました。