作業日報
このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。2007-4-29 タイムアタック2号機 リヤインナーフェンダー製作
タイムアタック2号機のリヤのインナーフェンダーを作りました。
この部品は、リヤフェンダーの後方に取り付き、リヤのホイールハウスの負圧を逃がす役目があり、空力的にも重要なパーツです。
仕込みが昨日からなので、取付も今日します。車輌製作でご紹介します。
2007-4-28 タイムアタック2号機 ラジエターサイドパネル
ラジエターのサイドパネルを作りました。このパネルを左右にサブフレームに取り付けて、ラジエターを斜めに、インタークーラーを上面水平に取り付けます。
このパネルは、8P(プライ)で5mmのペーパーハニカムとペーパーベークライトをところどころ約20箇所に埋め込み、ラジエターやインタークーラーの取付の部分のハードポイント(ネジ締め付け部)を埋め込みました。
最近では、燃料タンク以来の手ごわさでした。
2007-4-27 RX-8 新発売 試作 トーコントロールブッシュ
昨日、SSTを作ったリヤハブ下側のブッシュを、ポリペンコとアルミで作り、早速、SSTで交換しました。
上出来です。SSTも手直し無く、交換できました。
SSTが有るのと無いのとでは、作業工程が1時間30分ぐらい違います。オイル交換するついでに交換できます。(ちょっと大げさ)笑、
2007-4-26 RX-8 用トーコンキャンセラーブッシュ脱着特殊工具
新作パーツでリヤのハブの下側のゴムブッシュをジュラコンとアルミブッシュの変える為に、純正のゴムブッシュを打ち抜く、特殊工具を作りました。
この工具がないと、ハブをバラバラ(ブレーキ、ローター、全アーム、ドライブシャフトなど)にして、プレスで打ち抜かないと交換できません。
試作を作る前に、SST(スペシャル、サービス、ツール)を作る事にしました。この商品は、このSSTの出来ばえに掛かっています。
バラバラにしての交換では、商品がおよそ1万円ぐらいですが、工賃が2万円ぐらいか掛かってしまいます。
写真の左側がデモ8の外したブッシュです。「ん〜ばっちりうまく外れた」
これで、イベントや、土日に来店されて、交換もスピーディーです。
明日、試作のブッシュを作ります。
2007-4-25 タイムアタック2号機 ウイングステー製作
ウイングステーを作り始めました。
一応、GT300のレギュレーションにそって、高さ、前後位置を実車で測定して、取付位置をフライスで正確に穴あけしています。
材料は、7075を使い厚さは、6mmです。
穴あけが終わったら、外周を加工してから、内側の肉抜きです。
2007-4-24 RX-8 用プラグコードグランドシステム仕込み
RX-8の試作パーツが落ち着きかけたので、在庫が無くなった、プラグコードをいつものように組み立てています。
RX-8の試作パーツを先週から、作りっぱなしなので、少し疲れ気味、ちょうっとお休みです。
※RX-8の新作パーツが、トーコントロールリンクや、偏芯ピロブッシュ、メンバーカラーなど、数点できましたが、今週中に第4弾をもう一つ作ります。
リヤハブの下側のトーコントロールブッシュを試作しますが、ハブに直接ブッシュが入っている為、ブッシュの打変えがハブをごっそり外して、プレスで交換になってしまう為、
ハブを外さず交換できるように、特殊工具の図面を製作してから、試作を製作します。
2007-4-22 RX-8 新発売 試作 リヤメンバーリジットセンターリングカラー
昨日に続き、RX-8の新商品の試作を作りました。
RX-8はのリヤメンバーは、6ヶ所がゴムでフローティングマウントしてあります。サーキット走行をした車輌は、例外なくみな、右側にメンバーがずれています。
メンバーが右にずれると、トータルアライメントがずれて、右コーナーと左コーナーのフィーリングが異なります。
また、リジット化することで、サスペンションの動きが良くなったり、トラクションが向上します。
この写真のカラーは、4ヶ所に取り付けて、閉めこむだけでメンバーがセンターリングして、セミリジットになります。
取付は、メンバーを外したり、ましてや、ブッシュを打ち変えたりしなくても、ボルトONで取り付くようにしました。
試作製作時間 6時間
この試作もゴールデンウィーク前後に製品化します。
幾らにしようかな〜、ん〜。
多分、、2万円ちょっとかな〜
2007-4-21 RX-8 新発売予定 試作 トーコントロールロッド
あまり作る気は、無かったのですが、ご要望が多いい為、ためしに作ってみました。
純正のリヤのトーコントロールリンクのゴムブッシュを冶具を作って、プレスで打ち抜き、旋盤でピロレースとピロカラーを作ってみました。製作時間3時間!
作って見ないと、製品にしたときの原価計算が出来ないのでやってみました。
基本的に片側のゴムのブッシュ部分をNMB製のMBT14と言うピロにして見ました。反対側は、ボールジョイントですので必要は、ありません。また、冶具とプレスがないと組付けができませんので、こちらで組んで、ボルトON状態で出荷します。
安く供給する為に、下取りのリメイク仕様も販売しようと思います。
新品のリンクを使う製品は、予価ですが、¥32800−ぐらいで、リメイクは、¥26000−ぐらいでは、いかがでしょうか?ゴールデンウイーク近辺には、発売します。
RX-8の新商品を最近開発していませんが、サーキット走行をするユーザーが増えてきていますので、メンバーカラーや、偏芯ピロブッシュなども近日中に設定します。
2007-4-20 ラジエターサイドパネル テンプレート製作
タイムアタック2号機のラジエターサイドパネルの型を製作しました。
アルミで作った型に後日、カーボンを貼って取付部は、5mmのベークライトを埋め込み、ハニカムも貼ります。
でも、材料が底をつき、材料待ちです。
今までは、師匠に分けてもらってましたが、英輔君に仕入先を紹介してもらい、そこから取り寄せていますが、やる気があるのか、無いのか、担当営業は、のんびりしています。
また、ドライカーボンの材料は、輸出入取締法に引っかかるもので、メーカー(三菱レイヨン)も出荷先を調査するようです。 ミサイル(テポドン?)の先端部分は、ドライカーボンのようです。
2007-4-19 ライトカバー製作
タイムアタック2号機のライトレンズを作りました。
厚さ5mmのポリカーボネイトの板をラクソーで切ってから、ベルトサンダーで、粉粉になりながら、ひたすら、すり合わせて、削るノミ、。アクリルと違って、結構硬い感じです。
2007-4-18 バッテリー移設KIT 仕込み
ここんところ、RX-8用のバッテリー移設キットの注文が多く、在庫が無くなり、製作しています。一度に3〜4個を作ります。
4個以上だと、一日で終わりません。
ケースをアルゴン溶接で組み立て、キャチタンクを作り、パワステの延長ケーブルを作り、箱に入れて終わりです。
2007-4-17 ペダル組み立て
APレーシング製の3ペダルをアッセンブリーにします。
純正で入ってくる、マスターシリンダー固定用のスタッドをチタンのボルトに交換し、マスターを取付、アクセル、ブレーキ、クラッチのペダル取付ボルトをチタンボルトに交換しました。
2007-4-16 ぼく、 6歳 のお誕生日!
きょうで、僕は、6歳になりました。
ケーキと帽子は、ママに買ってもらいました。
早くケーキちょうだい。
2007-4-15 タンク 車輌 取り付け
昨日、組み上げた、タンクを車輌に取り付け、クイックチャージャーのパイプを60Фのアルミパイプで製作して、取付ました。
2007-4-14 タイムアタック2号機 燃料タンク組付け 終了
昨日から、始めたタンクの組み立てが終了しました。
燃料の配管をタンクの中でするのに手こずりました。
タンク内のフォームや燃料ポンプなど、直径約10cmの穴から、全てを入れて組み立て、フタをします。
カーボンでコンテナーの製作から、やっと組み上げることができました。もし、「後もう1個作って」て言われたら、キット気を失います。
疲れていても、終わったので、笑顔です。
2007-4-13 タイムアタック2号機 燃料タンク組付け
以前にドライカーボンで作った、ガスバッグのコンテナーにガスバックを入れて、ポンプや配管、配線をします。
黄色いスポンジがフォームです。
小さい穴から、全部入れたり、出したりします。結構、、手が痛いです。
2007-4-12 デモ 8 復活 TUKUBA 2000 TEST
今日は、HKSのハイチャレに参加してテストです。
O/H前のタイムが1”07,2がベストでした、ラップチャート見ても、7秒台中盤から、後半のアベレージタイムでしたが、今回は、アベレージタイムも7秒台前半で、ベストタイムは、1”06.9で0.3秒更新しました。当日は、天候も良く、気温21℃、路面温度28℃とちょっとマイナス要素でした、以前のテストは、昨年の11月末でしたので、気温も路温の低かったでしょう。
また、パンスピードさんのRX-8や、当社エントリー他車もベストの0.5秒落ちの中、ベストを更新できました。
ドライバーのコメントも「エンジンが滑らかでトルクフル、高回転域のエンジン音が気持ちいい」と頂きました。
ハイチャレの結果
エントリー3台
英輔号 自己ベスト 1秒更新 1”02.5
達ちゃん(ダッちゃん)RSクラス(B) 優勝
デモ 8 参考テストタイム 0.3秒更新 1”06.9
2007-4-11 デモ 8 復活!!!!
慣らし運転もいやいや終わり、今日は、明日のHKSのハイチャレに備えて、パワーチェックをします。
慣らし運転で5000rpm以上回していないせいか、エンジンが元に復活したせいか、計測のし始めの性能が期待できるほど出ませんでした。でも明らかに、20馬力以上は、元に戻っていました。
しかし、計測を続けるにしたがって、測れば、測るほどもりもりとパワーが上がりだし、結局250馬力を超え、、びっくりです。
恐らく、O/H前のフィードバックのデーターとO/H後が激変した為、燃調がずれていたと思われます。20回ほど計測しましたが、最初の馬力より、更に約20馬力上がりました。
「ファンタスティック」です。
計測結果
ノーマル 207.0馬力
エンジンノーマルREVO仕様 245.9馬力 22.4k
REVO仕様O/H前 217.0馬力 20.2k
REVO仕様O/H後 255.4馬力 24.4k
大満足です、乗っていてもトルクフルで、高速の慣らし運転では、11.8km/Lで燃費もびっくりでした。
走行28000kで30馬力を何処かに落っことして来てしまいましたが、ようやく38馬力ほど、拾ってこれました。
2007-4-10 リヤ バンパーアンダー 右 取付
昨日、作っておいたリヤバンパーアンダーを建てつけて取付です。
今日は、休み明けのせいか、体調不良のせいか、調子が出ず、作業は、これだけしました。
夜は、デモ8の慣らし運転をしました。
デモ8も慣らしが800kmともう一息です。
4月12日にHKSのハイパーチャレンジで走らせますが、今回は、エンジンも復活、タイヤも255/35-18のネオバを奮発して買ってしまいました。
久しぶりの新品タイヤです。タイムも磨り減りタイヤテストの3年前の3部山のネオバで出した、07.2をどれだけ更新できるか、楽しみです。
2007-4-08 二日酔い ダウン
昨晩は、HKS東京営業所の清水所長の送別会を西川口でしました。
送別会の面々は、プロモのひさお50才、グリットの修吾、ナプレックのミノル、HKSレーシングのテツ、カゼクラの風間など業界人の集まり、特に酒癖のあまり良くない、修吾にからまれ、ずいぶん飲みました。テツは、いつもの事ながら、フルチン裸踊りでした。
今日は、ダウンで、友情出演のヴィッキーです。
2007-4-07 リヤ バンパーアンダー製作
タイムアタック2号機のリヤバンパーのアンダーパネルの製作をしました。
最近は、カーボンパーツの製作とタイムアタック2号機の仕事が多く、とても疲れ気味です。
2007-4-06 RX−8 デモカー スターター交換
エンジンをリフレッシュさせ、順調に慣らし運転中のデモ8ですが、スターターがどうやら、かんばしくなく、友達のDラーマンに相談したら、対策のスターターを送ってもらいました。
スターター交換前は、クランキング回転がアベレージで220rpmぐらいで、「バッテリーが弱いのかな〜、」なんて思っていましたが、交換してみてびっくり、エアスターターのように回ります、以前は、「きゅん、きゅん、きゅんん」が「きぃーーん」に変わり、クランキング回転は、アベレージ290rpmです。エンジンのかかりも抜群です。とても3年も使った、ドライバッテリーには、思えません。
皆さんもこころあたりがある方は、Dラーに相談してみては、かなり満足できます。でもスターターの基本の保証期間は、3年以内です。
ついでにコンプレッションを測定してみました。
オーバーホール前
218rpm フロント 7.0k 6.8k 6.9k
220rpm リヤ 6.9k 6.8k 7.1k
※このコンプレッションでも30馬力ダウンです。
オーバーホール後(慣らし中 約500k走行)
294rpm フロント 9.0k 9.0k 8.9k
289rpm リヤ 9.1k 8.9k 8.9k
です、あと500kmぐらい走ったらダイノで計測します。
2007-4-05 力也 号 6スロ 現車セッティング
NSX力也号をダイノパックで現車セッテイングしました。
エンジン仕様は、C30Aベースのハイコンプピストン、ハイカム、ヘッドTUNEのSTAGE3で80Фのインフィニティースロットル仕様でしたが、今回、6スロに変更して、V−PROでセッティングしました。
ダイノパックは、以前のDETAに重ね合わせて、セッティング出切るので、性能差は、一目瞭然です。
結果は、INFスロットルの性能より、約25馬力アップです。
力也君は、大喜びです。
2007-4-04 リヤ ゲート ボンピンブラケット 製作 その3
昨日、作ったブラケットを位置だしして、リヤゲートにカムロックの穴あけをして、完成です。
ボンネットピンより、空力的にも、見栄えもGOOD!
2007-4-03 リヤ ゲート ボンピンブラケット 製作 その2
リヤゲートの上側のボンネットピンのブラケットを製作しました。
純正は、ヒンジになっていますが、カムロックのファスナーに交換する為、ブラケットをアルミの17Sでフライス加工で削り出しで作りました。
完成すれば、リヤゲートは、マイナスドライバーで取り外しします。
2007-4-01 デモカー RX−8 エンジン オーバーホール終了
デモRX−8のエンジンO/Hが終了しました。
エンジンルームもピカピカになり、バンパーも新品で塗りなおしたし、マフラーも新しい物に交換です。
まるで、新車のように生まれ変わりました。
明日は、休みなので、花見がてら、慣らし運転でドライブにでも行ってきます。