作業日報
このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。2007-6-30 サインボード 製作 その6
昨日焼き上げた、カーボンのパイプと取付ステーを加工して取付、やっと完成です。
6日間もサインボードにかかりました。
2007-6-29 サインボード 製作 その5
サインボードのグリップ部分を製作しました。
写真は、30mmのアルミパイプに約1mのカーボンシートを暖めながら、3人がかりでテンションしながら、巻きつけて、ラップしたものです。
師匠によれば、パイプは、作るのが難しく、焼き上げるとシワがより、木の棒切れみたいな風合いになるそうですが、今回は、あえて挑戦です。厚めにまいて、旋盤でサンディングして、シワを取る作戦です。
2007-6-28 サインボード 製作 その4
続きです。サインプレートの取付部分に30mmX740mmのカーボンの板材と10mmX740mmの板材をとも締めして、プレートを挟み込む部分を3段分作りました。
昨日から、穴を開ける方法を考えていましたが、マイクロリューターにダイヤモンドチップの3mmの刃を取り付けて、12枚切りました。「粉、粉です。」歯医者さんみたいな音で1時間かかり、みんな「臭顔でした。」
サインボードゴトキに既に5日間かかりましたが、まだ終わりません。明日は、グリップの部分を作り、それを取り付ければ、ようやく終わりです。
ボードのネームプレートにロゴが張ってありますが、ステッカーの拡大コピーです。本物は、本庄の哲ちゃんに頼みました。土曜ごろ出来上がるそうです。
「哲ちゃん」宜しく。
2007-6-27 サインボード 製作 その3
昨日、仕込んでおいたサインボードを焼き上げました。
出来ばえは、70点ぐらいですが、まずまずです。
焼き上げボードをサンドペーパーで仕上げて、サインボードの上側にネームボードを取り付けました。
明日は、サインプレートの取付部分と、ハニカムの肉抜きをしてある部分の穴あけです。120mmの穴を12個開けなければなりませんが、こんな大きなホルソーは、無く、有っても、12個穴あけをしたら、刃がぼろぼろで使い物にならなくなってしまいます。
ん〜困った。。
2007-6-26 サインボード 製作 その2
先週、仕込みをいておいたサインボードの材料を型に貼り込み、ラップしました。
これから、窯で焼きます。出来上がりは、PM10時、、
今日は、帰ります。
2007-6-24 サインボード 製作 その1
当社使用のサインボードがずいぶんお兄さんになったので、サインボードをカーボンハニカムで作ります。
4P+5mmハニカムの3段式でネームプレートを入れると4段です。大きさは、950X740mmで大きめです。
サインボードのプレートを入れるケースも一緒に作ります。
写真は、100円SHOPで買ってきた、丸型バットでペーパーハニカムを切り抜いているところです。プレートをはさむ部分やグリップを取付ける部分は、ベークライトを埋め込みます。
2007-6-23 RX−8 エンジンO/H後 テスト
今日は、先月、当社でエンジンをO/Hしたお客様のダイノパックのテストをしました。とても良い結果だったので、ご報告いたします。
車輌は、平成18年登録のABAのRX−8で走行距離約15000kmです。これと言って不信は、無い車ですが、オーナーのM氏によれば、「他社製、エキマニ、マフラー、コンピューター、BOXタイプクリーナーを11月末に取り付けて、パワーチェックをしたら、200馬力ぐらいしか出ていないのでO/Hしたい」と言う要望でした。
走行は、15000kmとこれから本調子と言うところですが、「馬が足りません」、この車輌をO/H前、後、あと、クリーナー、マフラーの取り付け変更をして、何が性能的に足を引っ張っているかの検証です。
まず、O/H前に事前にダイノで計測した結果、ご本人の言うとおり、194.9PSでした。他社製とは、言え給排気が変わっているのにこの数字は、オーナーであれば納得行かない数字です。
そして、O/H後、222.3PS、(27.4PSアップ)です。このぐらい上がるのは、想定内でお客様にも「他の車輌でも20PS〜30PSは、上がります」とは、伝えておきました。
そして問題の他社製品ですが、まずBOX型クリーナーのフタを外し再計測です。241.4PS、、なんと、19.1PSアップです。「むき出しクリーナーは、熱気を吸うからダメ」と言う方もいらっしゃいますがBOXタイプは、フタを外さないと、チョーキングしているようです。また、中に入っているクリーナーの吸入方向(正面にプレートが付いたようなタイプ)や吸入面積が大きく影響します。
次に、マフラーをリヤの太鼓部分のパイプを外し、直間で回しました。248.5PS(7.1PSアップ)です。
これで、当社デモ8の255馬力に限りなく近づきました。
しかし、グラフを当社製コンピューターの取り付いた車輌のグラフと重ねると、VDIのコントロールが悪いせいか、7250rpm付近で大きな段付きがでて、ダイノで計測中に息つくしまつでした。ダイノパックは、細かいトルク変動もグラフに出せて、現車セッティングの煮詰めには、欠かさない機材ですが、ローラーシャーシでは、タイヤのスリップやロス馬力があり、細かいピンポイントのセッティングが出来ません。結論は、ローラーシャーシの現車セッティングは、高速道路を細かいトルク変動を無視して、山勘でやっているのと同じです。「現車セッティングの意味なし」だからこのような、車輌が多い現実です。
また、「マフラーを交換すると、クリーナーを交換すると10馬力上がります」なんて、よく効きますが、問題は、「なんの機械で計測して」が重要で、SHOPが言う何馬力上がりますは、殆どが言う数値の半分でしょう!
2007-6-22 TA−2 デフマウント 軽量 その1
デフマウントのコンポーネントを肉抜きしています。
全体で5枚の17Sのアルミ材で構成して有ります。
今日から、肉抜きをはじめましたが、一日一枚程度しか出来ません。
数日は、この作業です。
あ〜しんど。
2007-6-21 アルマイトの準備
TA−2のシャーシの色塗りも終わり、本組みに入る前に、アームブラケットや、ウイングステー、リヤアップライトなどを、硬質アルマイトにかける準備をしました。
一緒にデフマウントのコンポーネントもアルマイトに出したいのですが、肉抜き作業が終わっていません。
急いで明日から、肉抜きです。
2007-6-20 TA−2 サスペンションブラケット
今日は、朝から、ネジ屋に直行です。
サスペンションのピックアップブラケットをメインフレームに取付けるボルトを作ります。
合計64本、、8mmのキャップボルトですが、全部切らないと使えません。
取付寸法のネジを普通に買ってきて、取付けるのが一般的ですが、このような車輌の場合は、ネジの切っていない部分が重要になります。
大体、ネジ屋に行って、「ネジの切っていない部分で10mm、15mm、20mm、25mm有りますか?」と言うと「は〜。」と言われます。ネジ屋的には、長さが合えば良しなのでしょう。
正解は、アームのピロや、ブラケットなど、フレーム部分にも、ネジの切っていない部分が約3mmほど入り込み、ノックピンみたいな勘合をすることで、強度が格段と上がります。(これ常識!)
2007-6-19 TA−2 エキゾースト レイアウト
TA−2のエキゾーストのレイアウトを考え中です。以前に作った、TO4Z用のエキマニを取付、オイルタンクとエンジンの間のプレート(ベルクランク)にエキゾーストの穴を開けなければなりません。
腕を組むこと6時間、、
考えは、まとまりましたが、通常のフランジでは、少し無理がある為、カップリングでジョイントします。
でも、カップリングの在庫があ〜りません。
あわてて注文です。
2007-6-17 RX−8用トーコントロールブッシュ製作
トーコントロールブッシュの在庫がなくなり、また、少し仕様を変更する為、5台分製作しています。
今日は、日曜日ですので、来店や納車の合間に作業です。
初期のロットより、ブッシュのシャフトの公差を広げて、周動抵抗を減らします。
2007-6-16 TA−2 エアジャッキ延長加工
TA−2のリヤエアジャッキの取付位置の問題で延長部を作らなければならなくなり、17Sで製作中です。
エアジャッキをばらして、延長部分を取り付け、組み上げなければなりません。
完成の画像は、TA−2製作日記へ
2007-6-15 RX−8用ダンパーパーツ、トーコンブッシュ 製作
RX−8用ダンパーの組置きの在庫がなくなり、注文が入ったので、数台分の仕込みをしています。
今日は、一日、旋盤仕事です。ついでに、トーコンブッシュも製作して、取付用、取り外し用の専用工具も追加で作りました。
2007-6-14 TA−2 シャーシペイント
テツの所に移動した、シャーシを塗装ブースに入れて、専用のリジットラックに乗せて、塗装しました。
テツ兄貴に塗ってもらったので、テツ兄貴の出演です。
自分でも、仕上げの部分を少し塗らしてもらいました。
2007-6-13 ペンキ剥し その5
やっと完成です。延べ5日間かかりました。
今日の夕方、テツの所に移動します。
移動の前にサスペンションピックアップなど、車体側のネジ穴全てに塗料が入らないように、捨てボルトを取り付けます。数えたら、180本ありました。
明日は、色塗りです。
しんどい、1週間でした。
2007-6-12 ペンキ剥し その4
今日で4日目、やっと作業が終わりました。
ボディーは、塗料が落ちて、鋼板がむき出しです。
明日から、板金屋のテツの所に行って、エポキシ系シーラーを入れて、塗装に入ります。
外側は、黒で内装は、ガンメタになります。
金曜日に戻り、出来上がったパーツを取付、サスペンションやブレーキ、パワートレインなどを組み上げます。
2007-6-10 ペンキ剥し その3
「ん〜マイッタ」、もうギブ寸前。
あと一日あれば、終わりそう。
疲れた。
2007-6-09 ペンキ剥し その2
「ん〜〜まだまだ!」
この調子であと二日。。
2007-6-08 ペンキ剥し
来週の木曜日にTA−2のシャーシの塗装をテツ(近所の板金塗装屋)のところに入れて、テツ兄貴に塗ってもらいます。
でも、忙しいので、塗装の剥離は、自分でやることになってしまい。この始末です。
今日は、2時間ほどやりましたが、工場の中は、粉、粉、スタッフには、冷たい目で見られ、腰は、痛いわ、腕は、痛いわ、この仕事は、自分には、向いていない事が良く分かりました。「板金屋さんは、威大です。」
明日も明後日も、終わるまで数日かかりそうです。
「とほほ!です。」
2007-6-07 HKSハイパーチャレンジ 第2戦
気温27℃、路温35℃、、暑かったです。
天気予報では、曇りのはずが、初夏を思わせる天気でした。
デモ8は、無難にテストメニューを消化して、終わり、次ぎなる課題も出てきました。
タイム的には、TUKUBA2000でこのコンディションで1”06、02とまずまずです。
また、NSXもテストメニューをあらかた、こなし、最終結果は、出ませんでしたが、テスト、企画共に考えていた方向に進みました。
NSXの足は、車高を下げすぎると足が動き辛くなり、本来のサスペンションのグリップを失います。また、ビジュアル重視のオーナーさんは、沢山いますが、そのままサーキットを走ると、スプリングがどんどん硬くなり、タイヤのみに頼った走りになってしまいます。
そのカチカチの足で街乗りは、ものすごく硬いです。
2007-6-06 HKSハイパーチャレンジ 第2戦 用意
明日のハイチャレの準備をしています。
今回は、アライメントを大幅に変更して、メンバーカラーやトーブッシュ、トーリンクの最終確認と、サスペンションの新しいテストで更なるバージョンアップを期待して、セットアップを変更中です。
明日は、デモ8とNSXの試作のサスペンションのテストもします。
2007-6-05 TA−2 ミッショントンネル パネル 取付 その2
昨日、作ったパネルを取り付けました。
もう少しでトンネル廻りのパネルも完成間近かですが、断熱材を貼ったりで、カーボンパネルは、見えなくなってしまいますが。
2007-6-03 TA−2 ミッショントンネル パネル 製作
シャーシのペイントの為に今週末までに、全てのフレームの溶接作業を急ピッチで終わらせるために、日曜日も窯を動かし、パネルパーツを作ります。
パネルを車体に取付ける部分をシャーシに直接ブラケットステーを溶接して、取付ける為、急遽パネルが必要です。
また、耐熱も考慮して、当初は、パイプフレームの外側だけのつもりが、内側もパネルを張ることにしたため、以前、修行時代に作った物では、足りなくなり作りました。
2007-6-02 本日は。。
友人おさむ君と純子ちゃんの結婚式の為お休みです。。。
おめでと〜!!
2007-6-01 TA−2 ミッショントンネル パネル 取付
ペダルの足元と助手席側足元にカーボンハニカムのパネルを取り付けました。
シャーシの色塗りの為に極力、溶接仕事は、終わらせておきます。
ミッショントンネルにエキゾーストを通す為、トンネル側とシート側にカーボンのパネルで二重にして断熱対策をします。