作業日報
このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。2007-11-30 なんちゃって「オートクレープ」 完成
先日、用意した、窯に高真空、耐熱仕様のバキュームカプラーやホース&ユニット、加圧用の耐熱仕様のカプラーを加工して、取付ました。
リリーフバルブも開弁圧 2k仕様の物を2個取付、レギュレーターで圧力テストをしました。
なかなか、いい感じです。
残るは、ハイエースで窯、窒素ボンベ、レギュレーター、延長エアホース、双眼鏡を積み込み、「荒川の土手」で爆発しても良い様に、高圧テストです。
4kぐらいかけて見ます。。。
それと、試し焼き、、多分、焼き上げる時間をいつもより、1時間から1.5時間長く焼く事になるでしょう。
明日は、スーパーオートバックス TODA店でイベントをします。天気も良いようなので、時間がある方は、「日向ぼっこ」でもしにきてください。
2007-11-29 TA−1 シェイクダウン
天気の心配があった今日ですが、TA-1のシェイクダウンをTC2000でアミューズさんの走行会に行ってきました。
廻りの車両が約1秒落ちのなか、のタイムで
シェイクダウン結果は、1”00.16です。
シェイクダウンでブーストアップ号(水色)の記録を約0.5秒短縮しました。
また、卓上でシュミレーションした、ダンパーや、アライメントなどのセットアップも、予想通りにハマリ、GOODでした。
完成度は、既に85%ぐらい、、
シェイクダウンにしては、上出来です。
REVアタックにTA-1を走らせますが、12月4日にもう一回テストをします。テストのメニューも85点を95点にする、確認メニューです。
最終目標は、58秒台ですが、「もう、二漕ぎ」ぐらい。
2007-11-28 TA−2 冷却ダクト製作 その2
昨日より始めた、冷却ダクトのパイプを作り出しました。
型は、アルミの板材をローラーでロールして、内径100Фにして、半分に切り、パイプの半分にします。
そこにカーボンを4P貼り込み、焼き上げます。
半割れの物を4個作り、2個をアルミテープで固定して、内側のつなぎ目に更に4P貼り、焼き上げ、、
100Фのドライカーボンのパイプの完成です。
写真は、2個をすり合せて、ピッタリになるようにすり合せているところです。
最終的には、このパイプを昨日作った型に貼り合わせて、クーリングダクトの完成です。
外側がツル光沢面で外径100Фのパイプは、結構厄介でした。
2007-11-27 TA−2 冷却ダクト製作 その1
イベント+100km渋滞の疲れが消えないまま、仕事再開です。
写真は、TA−2の左、フロントフェンダー内です。
タイムアタック車両の為、フロントのブレーキダクトが不要です。もったいないので、エンジンルーム&ミッショントンネルのクーリングに使うため、冷却ダクトを取付ます。
左中央付近のブレーキダクトから中央にアルミ板があります。その部分に100Фのダクトを取り付けます。アルミ板は、カーボンの型です。
多分、えらい勢いで冷えます。本当の目的は、エンジンルームとトンネルの冷却だけではなく、デフクーラーの冷却の為です。エンジンルーム&トンネルの空気が車両後方のデフクーラーを通り、ディフューザーの上面に排気されます。
2007-11-25 SA長沼店 合同イベント 三日目
2日目と同様のお天気模様、「ポカポカ」です。
お客様も沢山ご来場され、イベント中は、大忙しでした。
また、予約して商品をご購入された、お客様が以外と多く、少し驚いています。
来店されたお客様に感謝です。
また、SA長沼のスタッフさんもお世話になりました。
また、雨さんをはじめ、中村社長、倉迫さん、オーバードライブさん、アールマジックさんお疲れ様でした。
余談ですが、3日間川口から、通いで毎日、行き帰りが渋滞で延べ、渋滞100kmをこなしました。ある意味限界です。来年は、また、呼んでいただければ、泊まりにします。
写真は、TA-1の前で雨さんと歓談中の一こまです。
※こぼれ話
雨さんとTA-2が54秒台に入るか、「賭け」をしました。
期間は、来年の12月までです。「賭け」の内容は、秘密です。
がんばって、タイムを出します。
目標
TA-1 58秒台
TA-2 54秒台
2007-11-24 SA長沼店 合同イベント 二日目
昨日の寒さは、どこに行ったのか、「ぽかぽか日より」です。
セガレのヴィッキーもなんだか「ひなたぼっこ」、、
2日目は、トークショーやじゃんけん大会と盛り上がりました。
お客様も沢山ご来場され、イベントは、盛況に終わりました。
2007-11-23 SA長沼店 合同イベント 一日目
イベント一日目、朝より、日陰側で少し風もあり、「ブルブル」一日目でした。
今回のイベントは、初の3日間でしたが、一日目は、お客様も少し、まばらでした。
とにかく、冬らしい寒さの一日でした。
研修生の越智もガクガクです。
2007-11-22 SA長沼店 合同イベント 仕込 二日目
朝から、イベントの用意でてんてこ舞いです。
日記は、お休みです。
2007-11-21 SA長沼店 合同イベント 仕込 一日目
23日から、3日間スーパーオートバックス千葉長沼店で合同ロータリーミーティングを行いますが、準備が今ひとつ、整っていません。
2日前の今日より、ダンパー、クリーナー、プラグコード、スタビ、バッテリー移設など、大急ぎで手分けして「仕込」です。
ダンパーは、イベントの分や、当社お客様分、業販分、在庫分と、まだ5〜6台は、足りません。
明日も仕込がんばらないと。イベントが終わるまでは、TA-2の作業もSTOP気味です。
2007-11-20 TA−2 リヤダウンフォースパーツ 製作 その5
今日の作品です。
焼き上がり、型から、離型した所です。
最近TA-2のダウンフォースパーツの製作に没頭していますが、同じような型で方側を作るのは、意欲満々ですが、左右作る場合は、複雑で大きく、ハニカムや、取付の断落ち(板と板をつなぐ段差)を作るなど全く、同じ工程を2回は、「精神衛生上」あまりよくなく、少し「ウンザリ気味」です。
まだ、カナードにエアBOX、ラジエターシュラウド、インナーフェンダーを作ります。
あさってから、エアBOXは、手に負えないので師匠に手伝ってもらいます。「感謝、感謝」
写真は、反対側の左側の下側のパーツです。小さいアール状のプレートは、スターターのヒートプレートです。ついでに作りました。
2007-11-18 TA−2 クランク角センサー取付
エンジン廻りで一番遅れていた、クランク角センサーの取付をしました。
メインプーリーにセンサーティースを取付、クランク一回転で、G信号1回、NE信号12回です。
エンジンマウントがある為、ギリギリの攻防でした。
エンジン廻りもほぼ完成しました。エンジンのベンチテストをやっと、はじめられます。
本当は、ベンチテストを並行してやりたいのですが、人員不足の為、製作終了後になってしまいました。
2007-11-17 FUELクイックチャージャー
燃料給油用のクイックチャージャーのハンドルを作り、組立ました。これを使って、ピットで1スティント分(3〜5LAP)分の燃料を走る度ににいれます。必要なだけしか、燃料を積まない為、軽量につながります。
ボトルは、市販品で、リグは、専用の物です。
リグの部分に4mmの厚さでハンドルを取付ける部分があり、アルミで作ろうと思いましたが、カーボンで作って見ました。
4mmの厚さでは、16枚ほど重ねて貼り焼きます。こんなに沢山重ねた事は、ありませんが、あまり物の切れ端材料を沢山重ねて、焼いて見ました。
2007-11-16 TA−1 セットダウン
現車セッティングが良い結果で終了し、サーキットを走らせる準備をします。
アライメント、コーナーウエイト調整です。
まず、タイヤエアーを温間に合わせて、ステアリングのラックにセンターが出る、あらかじめ作って置いた、カラーをはめ込み、完全にステアリングがセンターで動かないようにします。
アライメントの順番は、バンプステアーとキャスターを最初に設定し、並行して、キャンバーも見ます。この車両は、既に、その辺の設定は、済んでいますので確認程度で調整しません。
次に、4輪に糸を張り、オーバーオールを取り、全体的な、4輪のトーのバランスを、トーインゲージを併用して調整します。
最後にコーナーウエイトゲージを使い、車高の微調整をいます。
写真は、コーナーウエイトを調整しているシーンです。
ショールームの定盤の上で荷重盤に車両を乗せて、手前のジュラルミンケースの表示部で各4輪の荷重を計測します。
ちなみに、車検取得部品を全て取り付けたままで、1068kgでした。
2007-11-15 TA−2 リヤダウンフォース パーツ製作 その4
今日の作品です。左、リヤの空力パーツを作りました。
出来上がりを見ると、「さくっと。」出来ていますが、朝10時より始めて、出来上がりは、夜10時です。
それと、4P(プライ)の平板を二枚作りました。
三菱レイヨンより50m単位で仕入れている、ドライカーボンの材料が丁度なくなり、今現在でTA-2に使った材料は、延べ100mになりました。
まだ、カナードが8枚、インナーフェンダー、エアクリーナーBOXなどの製作が残っていますので、まだ、30mぐらいは、使うでしょう。
2007-11-14 TA−1 現車セッティング その2
色々、苦労の結果、終わりました。ダイノパックでセッティングした後に、実走で高速を全開もしました。
調子の悪い原因は、結局は、予想通りでノーマルコンピューターのフューエルセーフのようでした。メカニカルの部分を散々疑いましたが、八方手詰りになり、パワーFCをつけたとたん、直りました。丸々一日はまりました。
エンジンは、ノーマルO/H仕様で調子GOODですが、中古の純正タービンがプライマリー側が若干疲れ気味、見た目では、タービンの性能は、分かりませんでした。でも80点ぐらい、セカンダリー側は、調子よいので、まずは、OKです。
性能は、MAX馬力ブースト 1,1kで
394,24PS/6663rpm
MAXトルクは、
44,12k/5185rpm
純正のタービンにノーマルO/Hエンジン+キャタ付きでは、十分性能は、出たと思います。
2007-11-13 TA−1 現車セッティング
車検を取得して、慣らし運転の終わった、TA−1の現車セッティングをはじめました。
年末のイベントやレースに向けて、はじめたのですが少しはまり気味です。
一日では、終わりそうにありません。
特別なことは、していないノーマルエンジンO/H+純正タービン仕様のブーストアップですが、配線を沢山間引いたせいか、ブーストのコントロールにはまっています。
2007-11-11 TA−2 リヤダウンホォースパーツ製作 その2
昨日、右側の上を作りましたが、今日は、右側の下を作りました。
下側は、路面と水平に取り付き、外側には、大きなカナードが取り付きます。
路面と水平面には、3mmのハニカムを大きく仕込みました。
外側面は、カナードの取り付く部分を局部的に4プライほどオーバーレイして、厚みと強度を増しました。
カナードの取り付く部分の上側は、カナードに沿うようにハニカムで補強です。
朝から、初めて、終わったには、PM10時でした。
今日の作品です。
2007-11-10 TA−2 リヤダウンホォースパーツ製作 その1
今日から、数日間、リヤオーバーハングの空力パーツの製作が始まります。
型が三次元で、型をベニア組みの台の上に貼り付けて、焼きます。
ラップが、結構、手間がかかります。
写真は、リヤの右側、上面に取り付く空力パーツです。
焼きあがったところです。
全体の構成は、この大きさの物が左右で4ピースに大きなカナードが2ピースです。
2007-11-09 TA−2 燃料タンク遮熱板
作って置いた、ガスバッグコンテナーのトンネル部分の遮熱板を取り付けました。
遮熱板に特殊な、反射熱シートを張りましたので、光っています。同じ素材をF1でも使っているそうです。10mで、たしか、¥15万円ほどしました。
トンネル内のパネルには、このフィルムと、ビリオン製のスーパーサーモクロス(カーボンタイプ)を張ります。
耐熱資材は、ほとんど、ミノルインターナショナルさんが協賛していただき、感謝です。耐熱資材だけでも、約40万円分もこの車両は、かかりました。普通に買っていいたら、当社は、破産です。
写真は、ミッショントンネルを下から写したところです。タンクの股の部分にプロペラシャフトとエキゾーストが通ります。
2007-11-08 TA−2 空力パーツ 取付
先日作った、バーチカルを4枚と、チタンのスキッドガードをフロントフロアーの下面に取り付けます。
取付は、6mmのフローティングナットを使い、取付です。
2007-11-07 TA−2 カーボンパーツ製作
写真は、TA−2の燃料タンクのトンネルの遮熱板です。
エキゾーストが後方排気になる為、タンクの股の部分を通ります。
遮熱板は、作ってありましたが、更に大きくする必要ができました。
型のアルミ板と製作製品です。重さは、アルミ板の40%ほどの重量です。
2007-11-06 TA−2 空力パーツ 補強
以前作った、フロントのフロアーの空力パーツです。
取付強度に疑問があり、取付部を補強しました。
この部品は、フロントのアンダーパネルの空気を整流するバーチカルでフロアーの前から入った空気をタイヤの前側に行かないようにしながら、流速を上げて、フロントタイヤ後方に整流し、フロントフェンダーディフューザーの効率を上げます。
2007-11-04 雅君号 ブレーキキャリパー交換 その3
先月末に少し始めた、雅君号のキャリパーブラケットを完成させました。
17Sのブロック材ではじめは、2個で3.5kgありました。削りあがれば、1個、840gで2個で1680gと材料の状態から、半分以下になってしまいました。
あとは、アルマイトをかけて、スタッドを打ち込み、Kナットで取付です。
2007-11-03 TA−2 シート合せ&バックアイモニター
TA−2の作業が大詰めを迎えてきています。
シェイクダウンの担当ドライバーが決まり、シート合せをしました。
今日は、シート合せをしたポジションの修正とバックアイモニターを取り付けました。
まず、ハンドル高さ40mmほど下げて、35mmほど奥に取付、シフトレバーを35mm手前に、レバーの長さを30mm短く、シートとペダルの位置関係は、良いようでした。
実際に走らせれば、もう少し変わると思われますが、暫定です。
2007-11-02 レッカー屋さん X 2往復
今日は、お昼ぐらいより、予定していた、引取りに土浦までNSXを取りに行きました。エンジンがかからなくなり、バッテリーが上がっていて、窓も閉まらし、ウインチを掛けるフックも無く少し手こずりました。
片道、75kmで往復150km、、
無事に引き取り、帰社途中で電話があり、TC2000のレインコンディションの走行会で「もり君」(当社工場長のお隣&同級生」の車が大破、引き取りに行かなくてはならなくなりました。
一回目の土浦引取りより、帰社時間PM4時、ダッシュで昼ごはん、PM4:15、筑波サーキットへ出発、到着PM6時、任務終了帰社時間PM8時。
一日中、引き取りでした。
写真は、TC2000に引き取りに行き、帰ってきた所です。
2007-11-01 隔壁 作り直し その3
型が完成したので、カーボンシートを裁断して、貼り込みますが、大きいのと、形状が複雑で、裁断にも苦労しました。
これまでに、作った物の難易度は、
1位、ガスバッグコンテナー
2位、ダッシュパネル
3位、隔壁作りなおし
です。
貼り込みも、複雑形状に合わせて、6Pを貼りますが、一枚が三分割になっていて、合計18枚をはりました。
いつもなら、型が出来上がっていれば、カーボンシートの裁断、下処理、張り込み、ラップ、焼き上げまで、一日の工程ですが、ラップまでが今日、一日の限界でした。