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このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。

2009-2-28   RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その6

RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その6

大容量デフカバーのナカゴの位置出しのボスをアルミ材を旋盤で削り出し、溶接して、取付て、フライスで、高さを合わせています。
この作業が終われば、鋳物屋さんに持ち込み、試しブキが出来ます。
先に完成した、大容量オイルパンは、当社のロゴ待ちで、多分来週、マシニングで作ったプラスチックのロゴをオイルパンの型に貼り付け完成する予定です。
試しブキは、オイルパンの方が先になる予定です。
鋳物の型作りは、奥が深く、難しいです。
でも、木型屋さんにお願いすると、デフカバーは、80万円、オイルパンは、40万円ほどするそうなので、がんばって仕上げます。



2009-2-27   RX−8&FD3S エンジンオーバーホール 9連荘目 フルコンプ

RX−8&FD3S エンジンオーバーホール 9連荘目 フルコンプ

今日は、朝から、雪景色、、、寒い一日、月末最終銀行営業日。。。社長業の日です。
朝から、銀行関係の仕事をして、来月の支払いの終始をまとめ、校正途中のNEWカタログのチェックなど、事務仕事の忙しい日でした。カタログも、悪い癖が出て、RX−8用の新作パーツ5点を無理やり掲載する為、写真撮影待ちの試作待ちです。この分では、カタログのデリバリーは、3月末ぐらいになりそうです。

昨日、ショートエンジンが完成した、9連荘目ですが、フルコンプリートになりました。明日から、エンジンの搭載準備をしながら、完成まで、秒読みです。



2009-2-26   RX−8&FD3S エンジンオーバーホール 9連荘目 完成

RX−8&FD3S エンジンオーバーホール 9連荘目 完成

3月の予約を含め、12連荘続伸中の9連荘目が完成し、コンプリートの作業を始めました。
9連荘目は、事故修理&エンジンO/H依頼のN氏の車両で、車体も板金修理が終わり、夕方、工場に戻ってきました。今日、明日でフルコンプリートにして、エンジンを載せる前に、板金修理でばらした、ペダル廻りや、事故の際に取れてしまった、フロント右サスペンション、ハブ、ナックル、ブレーキ廻りを組み立ててから、エンジンを載せます。
完成予定は、来週です。
12連荘も残るは、3台、、、FDが一台、RX−8が、二台です。既にエンジン担当者は、次の仕込みをスタートしました。
昨日、WEBにアップしたばかりの、セミリジットデフマウントカラーとセミリジットエンジンマウントカラーが、注文が入り始めました。既にアップして、三日目ですが、複数台いただき、ありがたいかぎりです。デフマウントカラーとエンジンマウントカラーを一緒にご注文されるパターンが多いようです。大容量OILパンと大容量デフカバーも既に何台か、ご注文いただいています。GTクーリングボンネットの方は、4月中旬より、月産予定が3〜4枚の予定ですが、今の所は、5台分が決定しました。
まだまだ、新商品企画を企んでます。



2009-2-25   ドライカーボン リヤウイング修理

ドライカーボン リヤウイング修理

APのブレーキを前後、取り付ける車両に取り付いていた、ドライカーボン製のリヤウイングです。発見してしまいました。。。危険を。。。
なぜか、ウイング本体とマウントステーが、リベット6本ノミ、でしか取り付いていません???危険です。普通に走行する場合は、ダウンフォースが掛かるので、取れませんが、スピンすると、走行風が逆になるので、恐らく、、、「取れます」、そして、「竜巻スピン」=コンクリートウォール。
普通は、アラルダイトなどの接着材で接着しながら、リベットを10本以上で取り付けますが、鍋頭の普通のリベット6本ノミ???
ウイングから、マウントステーを外すと、ウイングの中にリベットの球が残り、カラカラ音がします???ん〜、、、ウイングの中は、、、空洞です。これまた、普通は、翼面形状のフレームもしくは、ハニカムが、入りますが、、、ドライカーボンのウイングで「中が空」の物は、初めて見ました。
ま、、愚痴を言っても、しょうがないので、お客様の安全の為に作業です。
今回は、取付が平になる、皿頭のリベットを14本使い、アラルダイトで接着して取り付けます。写真は、マウントステーを取り外し、クリコで位置を出して、14本の下穴を開けて、接着材の付きを良くする為にサンディングしている所です。ココまですれば、「なんだか、これで、行けそうな気がする〜」、「あると思います」。



2009-2-24   次期最新商品パーツメーカー打合せ&新作パーツ1点デリバリー

次期最新商品パーツメーカー打合せ&新作パーツ1点デリバリー

RX−8用の新作パーツの5点企画が大詰めになってきました。新作5点は、ボンネット、デフカラー、エンジンマウント、デフ大容量カバー、大容量オイルパンです。
ボンネットは、型屋さん&量産待ち(完成3月末)、デフカラーは、量産品が今日(デリバリーOK)、到着、エンジンマウントは、週明けに量産が到着予定(来週デリバリー)、オイルパンの型は、完成で鋳物屋さん待ち(3月初旬)、デフカバーは、もう少し掛かりそうです(3月中旬)。
 今日は、現行のタワーバーが在庫が無くなりましたので、廃盤にして、マイナー前、マイナー後のストラットタワーバーを共通化し、マスターシリンダーストッパー付きにして、さらに、目玉は、高圧のガススプリングをタワーバーに仕込んで、ロールモーメントの荷重を一定にして、段差乗り越え時の、ハンドリング性能と、乗り心地を両立する事を目指した、商品企画です。仮名(アクティブストラッドコントロールバー)なんて、名前かな〜。
そこで、ガススプリングのメーカーさんに来てもらって、打合せです。使うガススプリングは、400N〜1300Nで、使うタイヤや、サスペンションのバネレートによって、強さを変えて、セットアップの幅を持たせます。
それと、打合せをもう一件、、、TPチェッカーです。知ってる人は、知ってると思いますが、タイヤの空気圧と温度をワイヤレスで車室内で見れるシステムで、他の商品よりも数段すぐれてる事が分かり、TA−2や、デブ8君に使う予定です。問題は、複数セットのタイヤ&ホイール用が開発中で、今回のお話は、その開発のお手伝い???
するかもしれません。
写真の上側の青いパーツが、セミリジットデフマウントカラーです。



2009-2-22   RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その4

RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その4

今日は、天気の良い日曜日、納車が2台の来客5名、平和な一日でした。
鋳物の型造りは、オイルパンが終わり、デフカバーも大詰めです。写真は、オス型で、デフケースとの取付面にひと回り大きいアルミ板を貼り付け、ワーカブル(エポキシ粘土)を使って、フランジの肉盛りと、取付穴を埋めて、仕上げました。



2009-2-21   BMW CUP &Hankook タイヤサービス

BMW CUP &Hankook タイヤサービス

レースなのに、大遅刻です。
筑波サーキットに出入りして、早、二十数年、初めてです、二時間半の、大遅刻。。。
会社を朝、9時半に出発、三郷インター付近で、事故渋滞2kmの表示、谷和原ICの当たり、、、
守谷SAで、朝ごはんを食べようと、入ると、、、
何やら、SA出口に車が並び始め、、、
ご飯を食べ終わると、缶詰状態、、、
その場に、二時間半。。。苦痛です。
ラジオで、大型トラックとバイクの接触事故、、、
サーキットにたどり着いたのは、午後1時半、、、
そして、BMW CUPは、HankookのSタイヤのSOFTコンパウンドをはじめて履いた、マコちゃん号、課題のアンダーステアーが、まだ消えていませんが、練習走行は、TOPタイム、、、以前のタイヤと比べて、ブレーキング、トラクションは、かなり、良くなっていますが、アンダーステアーが、、、サスペンションのセットを少し変更して、予選へ、、、INラップ、、、遅い車両と早い車両が入り乱れる感じで、コースは、トラフィック。
計測一週目、1”03.29、、、そして、1コーナーへ、前の車両のIN側へ、、、突然、ドアが閉まり、「ゴツンコ」、、、左フロントホイール破損、終了。
予選結果は、計測一週で、3番手、TOPタイムの0.7秒落ち、「ゴツンコ」しなければ、多分、、、同じぐらいタイムでは、、、「たら、れば」です。
3時間半掛けて、筑波に到着、お仕事、2LAPの2分強、、、お疲れ様でした。



2009-2-20   RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾、第2弾 その4

RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾、第2弾 その4

RX−8用のオイルパンの型が完成です。
デフカバーの方は、まだ少々かかります。
今日は、当社で少しお手伝いしている、海外のレースチームに無線機を用意するために、レース用の無線機で有名な、KTELさんに行き、車載無線機のアンテナケーブルの改造と、車両ハーネスを作ってもらいに行きました。海外のチームに用意したのは、ハンディー機を5台、車載機を1台、イヤマフを2台です。ハンディー機は、4Wの物で車載機は、5Wの物で、全て、KENWOOD製、、、サーキットなどでは、見通しがよければ、直線距離で5kmぐらいは、届きます。
あと、明日のBMWカップのマコちゃん号にも、無線機を搭載する為、足りない部品の調達もしてきました。

帰ってきて、HANKOOKタイヤの用意と、簡単なメンテナンス、無線機の取付、、、(マコちゃんが、自分で、)

明日、早いので、帰ります。。。は、ウソで、飲みに行きます。失礼。



2009-2-19   RX−8&FD3S エンジンオーバーホール 8連荘目 終了

RX−8&FD3S エンジンオーバーホール 8連荘目 終了

RX−8のエンジンO/Hの5連荘が終わり、箸休めのFDを一台、も、一つおまけに、RX−8を一台、、、これで、7連荘、、、そして、今日、8連荘目のFDのスプリットRが、完成です。そして、予約は、、、
9連荘目、事故修理&エンジンO/HのRX−8
10連荘目、激しいオイル漏れ&インマニG/K抜け、FD
11連荘目、ターボ仕様のRX−8
12連荘目、ジムカーナ仕様のRX−8
この辺で、3月中旬までの、オーバーホール作業は、「一杯」。
目下、現場の作業は、エンジンO/H部隊と、ブレーキ3連荘部隊、新作パーツ試作部隊と3小隊で、戦闘中です。
スタッフの花粉症発症率、、、70%で、苦戦中です。

明日は、21日、土曜日にTC2000で行われる、BMWのレースにエントリーしている、マコちゃんの車をタイヤ交換など、メンテナンス予定です。



2009-2-18   RX−8 新作 鋳物パーツ 第2弾 その3

RX−8 新作 鋳物パーツ 第2弾 その3

GTクーリングボンネットのマスターが完成し、メス型取りと、製品試作の製作に旅立ちました。製品の一台目のお帰りは、3月中旬ぐらいです。裏も、表も、カーボンで戻ってきます。
そして、新作の鋳物パーツの続きです。
鋳造の際に固まる段階で、12/1000に縮まる、締りしろの分だけ、鋳物の木型屋の社長から、分けてもらった、3mmの「木」を貼り付けて、ワーカブル(エポキシ粘土)で、埋めます。取付穴も新規に開けるので、穴埋めも一緒にします。
固まったら、削って成型します。
この一連の作業は、元々は、木型屋さんの仕事、「よせばいいのに」、手を出してしまいました。
ボンネットのマスターの製作と、木型屋さんごっこで、工場内は、「粉、粉」、、、昨日より、何やら、今年も花粉症が再発。。。最悪。
年明けから、続いている、エンジンO/Hも3月の予約の2台が、3台に増え、13連荘が確定、、、工場内な「粉、粉」ですが、エンジン室は、二階なので、作業には、影響なしで、当社で一番クリーンなヘアです。



2009-2-17   RX−8用 新作パーツ製作企画 全部で5点 その3

RX−8用 新作パーツ製作企画 全部で5点 その3

昨日、作った、セミリジットエンジンマウントの現車テストをしました。
エンジンO/Hに入庫した、お客様の車両でテストです。
O/H時の作業で、エンジンマウントは、「漏れなく、交換」ですが、その前に、、、中古で走行50000kmほどのマウントを取付、そのマウントにセミリジットエンジンマウントカラーを組付けて、実走テストです。
RX−8のエンジンマウントは、走行距離が進むと、取付位置が下側に下がってきますので、中古の状態を想定してのテストです。
実走の確認事項は、ロードノイズの室内環境で、直進走行時、旋回時、高速定常走行時です。
約50000kmを走ったマウントでは、許せる範囲ですが、若干の振動が確認されましたが、マウント自体は、既に「お爺さん」なので、これでOKです。振動の多さで、マウントの交換サイクルを見分ける事が出来ると思えば、、、OKラインでは。。。その後、新品のマウントに交換して、再度、同じメニューで実走テストをしました。新品のマウントでは、やや、振動は、感じられるものの気にならない程度と判断しました。振動を無くす方向に設計変更する事は、簡単に出来ても、製品の本来の性能、効能から、離れて行くので、このぐらいの状態でOKです。
試作が完成し、量産に移ります。



2009-2-15   RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾、第2弾 その2

RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾、第2弾 その2

デフカバーのナカゴの製作中です。
鋳物は、簡単なようで、奥が深く、デフカバーの方は、手こずり気味です。
オイルパンは、成型が終わり、バッフルプレートの型取りをしました。RX−8の純正の偏り防止のプラスチックパーツは、全て外し、従来のレース用と同じタイプのアルミ板のバッフルをオイルパン取付面に装着します。

デフカバーは、ナカゴ用の型を真っ二つに切り、ナカゴの砂が抜けるように、二分割にして、冷却フィンを取り付ければ、終了です。
今日は、日曜日なので、お客様のお相手が多く、師匠のボンネットのマスター作りの手伝いもそこそこ。。。



2009-2-14   RX−8用 新作パーツ製作企画 全部で5点 その2

RX−8用 新作パーツ製作企画 全部で5点 その2

RX−8の新作パーツ製作企画ですが、まず、ボンネット、セミリジットエンジンマウント、セミリジットデフマウントカラー、大容量オイルパン(バッフル付き)、大容量デフカバーと全部で5点、、、
5点とも、試作や、マスター、型などは、来週中には、全て完成。
今日は、約一年前に、一度トライして、あきらめていた、セミリジットエンジンマウントの試作が完成しました。試行錯誤して、何回も作り直し、量産と、取付安さを考え、こんな形になりました。
RX−8のエンジンマウントは、オイル注入式で、劣化が激しく、破損している車両を見るのは、珍しくない状態です。
また、エンジンO/Hに入庫した車両は、ほぼ全車交換しています。そこで、エンジンマウントの保護、シフトフィーリングの向上、デフマウントと一緒に取り付ければ、トラクションの向上にもなります。しかし、マウントをアルミなどで、リジットにしてしまうと、ロードノイズとメカノイズが室内に入ってきてしまいます。そして、コストもバカになりません。そこで、安価なジュラコンのカラーで、純正のマウントに挟み込むだけ、取付も簡単な仕様で、セミリジット感を出す仕様にしました。純正のマウントとカラーの間には、あらかじめクリアランスがあり、ある程度ロールGがかかりエンジンが傾くと初めて、リジットになる構造です。
エンジンマウントカラーは、以前、日記でご紹介した時も、何人ものお客様より、「発売しないのか?、いつ出来るんだと」お問い合わせを頂きました。
そして、完成です。セミリジットデフマウントと、セミリジットエンジンマウントは、3月初旬より、販売いたします。
ボンネットは、4月末、ゴールデンウィーク前、デフカバーとオイルパンは、恐らく、3月中旬です。



2009-2-13   BMW E46 M3 セットアップ

BMW E46 M3 セットアップ

先月末に、カナードとフロントアンダーパネルを作って、取り付けた、マコちゃん号ですが、昨日、筑波2000でテストしたところ、アンダーステアのようなので、ちょっとだけ、セットアップを変更します。今までは、自分流でやっていたそうです。今回は、少しだけ、お手伝い。
フロントスプリングを交換して、コーナーウエイトを調整、、、少し狂っていましたので、リヤスプリングにスペーサーを入れて、調整。。。GOOD。。。
フロントのイニシャルキャンバーが、FRのツーリングカーにしては、付き過ぎの4°以上あるようでしたので、多分キャスターが、「あまり付いていない???」と思い、計測、、、4°ちょっと、、、もっと付けて見ては???
キャスターを6°半ほどに増やして。。。GOOD。。。
フロントのトー角を測ってみると、「ゼロ」、???
基本的に前から、アンダーステアのようなので、トー角をOUTに調整、、、終了。

写真は、コーナーウエイトの調整中、、、定盤のあるショールームは、デブ8君がデフを降ろして占領中なので、ピットで、レーザーを使って、簡易定盤で、コーナーウエイトを調整しました。それと、先月末に作った、フロントアンダーの取り付いた画像をお見せしていなかったので、前側より、「パチリ」。。。



2009-2-12   RX−8 新作 鋳物パーツ 第2弾

RX−8 新作 鋳物パーツ 第2弾

デフカバーに続き、オイルパンを作ります。
この、オイルパンの企画も、オイル量の確保だけではなく、エンジン下面の剛性と、オイルパンの外側に設けた、冷却フィン、油温計等の後付センサーのボス、コーナーリング時のオイルの片寄りを防ぐ、バッフル機能が目的です。
今日の工程は、前側部分のエンジンを積み降ろす際にサスペンションメンバーに当たる部分をアルミ板とエポキシ粘土で成型します。

写真のスケールが、アルミ用の「鋳物尺(上側)」です。原寸のスケール(下側)と並べて置くと、目盛りにズレがあり、鋳造過程で、アルミの鋳物が固まる際に発生する、「締りしろ」を縮尺する、スケールです。



2009-2-11   RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その3

RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その3

午前中は、師匠の手伝い、、、新作ボンネットのルーバーの型の作業を少々。。。今回のルーバーの型の作業の前半は、少し工程が特殊な為、現段階の作業をご紹介できないのが、残念ですが、明日か明後日には、秘密作業の部分が終わるので、画像で紹介出来ると思います。
そして、昨日の続き、、、冷却フィンの機械加工が終わり、手仕上げで、フィンの取付面を、成型して、サンドブラスターで処理。そして、昨日、説明した、「締りしろ」を確保する為の取付フランジを作ります。アクリル板でオリジナルの型を作り、12/1000mmのオーバーサイズのフランジをアルミ板をラクソー(巨大電動糸鋸)で切り抜き、作りました。
今日は、建国記念日で祭日、、、
お客様の来店も多く、商談も幾つか。。。
最近の仕事の受注で珍しいケースが、、、
今現在、ブレーキの取付作業が、3台続けて入庫、、、
一台は、FDで、フロントにAP6ポットに355x32mmローターの取付、二台目は、スープラでそれもAP6ポットに380x35mmローター取付、3台目は、BMW(E39)にAP6ポットに355x28mm、リヤには、AP4ポットに312x25mmローターと、全てワンオフの取付です。BMW(E39)は、サスペンションKITもワンオフで作る事になりそうな感じです。
年明けから、RX−8とFDのエンジンO/Hの連荘が続き(まだ、記録進行中、今現在、8連荘目)、今度は、ブレーキワンオフ取付の連荘です。すでに3連荘。



2009-2-10   RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その2

RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾 その2

昨日までに、おおまかな外側部分のマスターは、出来上がりましたが、冷却フィンの延長をする為に、既存の冷却フィン(およそ、8mm)を、フライスで削り落としています。
削り落とした部分に、15mmほど延長する冷却フィンを取り付けます。冷却フィンの延長部分は、「木製」で作ります。
冷却フィンが終わると、フランジの部分の型の修正です。
鋳物は、実際の型より、鋳造して、固まる段階で、「締りしろ」が必要になる為、フランジを微妙に大きくする必要があります。
通常、この「締りしろ」は、12/1000mmと言われていますので、取り付けフランジの部分を12/1000mm、約4〜6mmほど大きく作る必要があります。アルミ鋳造の宿命です。

夕方より、マシニングの工場の視察の為、お出かけです。
今日は、これまで。。。



2009-2-08   RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾

RX−8 新作 鋳物パーツ 第1弾

RX−8用、春夏物の新作コレクション、NEWパーツ5点の中より、鋳物の街、川口市の第1弾、大容量デフカバーです。それと、第2弾は、オイルパンです。まずは、デフカバーよりご紹介します。
1月末ぐらいより、近所の鋳物屋さんと打ち合わせて、数回ダメ出しをされ、やっと格好になりました。
少し形は、複雑ですが、RX−8の純正マフラーや、社外の数種類のマフラーで取り付け確認した形状です。
特長は、ただ、大容量では、なく、取り付けボルトの穴を精密座標で穴あけ加工して、純正は、10mmの全ネジボルトを11.2mmのカバーの穴で取り付け「ゆるゆる」ですが、今回は、ボルト穴を10.2mmで加工し、キャップボルトの不ネジ(ねじ切りしていない部分)をノックピンに見立てて、デフケース全体の剛性を上げるます。
RX−8のデフケースは、ミッショントンネルが、タイトなのと、リヤバンパー形状の影響で、走行風が当たりずらく、抜けずらいので、デフの温度が、慢性的に高いのと、ケース剛性がFDより弱いようで、ケースが横方向に開き、サイドベアリングのプレロードや、刃当たりが悪くなります。当然油温も上がります。
そのため、今回の企画は、デフキャリア全体の剛性を上げるのと、油量を増やして、対策をしようと企画しました。
企画自体は、去年にオイルパンとデフカバーをしましたが、木型と鋳物を一緒に出来る工場を川口の方々を探しましたが、見つからず。結局は、近所の人の紹介で、それも、当社から、300mぐらいの所にありました。



2009-2-07   RX−8用 新作パーツ 試作製作&図面

RX−8用 新作パーツ 試作製作&図面

デフマウントのセミリジットカラーを作りました。写真のカラーを一台で二つ使います。
試作サンプルは、アルミ製ですが、製品は、ジュラコンです。簡単な図面をつけて、量産にします。
デブ8君には、既に数年前から、取り付けてあるパーツでノイズも気にならないレベルで、性能もGOODです。
一度は、アルミ材で作って、テストしてみましたが、「不愉快なほどのノイズ」が出てしまい、中止。。。
そして、今回のバージョンになりました。取付は、純正のデフマウントラバーに「手で」、はめ込んで、取り付けるだけなので、デフの脱着の際には、是非どうぞの商品です。
FDなら、アルミのリジットでも気になりませんが、RX−8では、「無理」、「奥様に叱られます」、「赤子が起きます」、「耳鳴りがします」。
この程度のカラーは、楽勝なのですが、問題は、以前、トライして、一回あきらめた、エンジンのセミリジットマウントです。今日も試作は、作ってみましたが、「イマイチ」、設変の必要あり、明日、作り直します。

セミリジットデフマウントの販売予定価格は、未定ですが、恐らく、¥5000ほどの予定です。



2009-2-06   RX−8用 新作パーツ製作企画 (全部で5点)

RX−8用 新作パーツ製作企画 (全部で5点)

ドア、ボンネット、トランク、フロントバンパーが付いていない、半分解体状態のデブ8君ですが、新作パーツの試作合わせの為に、更にばらしています。
新作パーツは、全部で、5点の予定です。
まずは、私のカーボンの師匠にお手伝い頂き、カーボン製クーリングボンネットのマスターを製作し、メス型を作り、製品試作を作ります。製品試作の出来る予定は、3月末から、4月初旬、走行テストをして、製品を量産に切替、デリバリーは、4月中旬から末ぐらいの予定です。ゴールデンウィーク前の予定です。今回、作るボンネットは、クーリング性能重視の物を考えています。ボンネットの続報は、車両製作日記に経過を載せます。
それとマウント関係のパーツです。エンジンマウントもデフマウントもリジットでOKなら、5年前に完成していますが、殆どのオーナーさんは、街乗りもします。リジットでは、メカノイズやロードノイズでうるさくて、乗ってられません。どうにか、純正マウントの動きを規制して、リジット感を出しながら、ノイズの対策を出来る様な物でないとダメです。問題は、エンジン側のマウントです。デフ側のセミリジットのカラーは、当社でデフを交換する方には、その場で作って、オプション的に売っていましたが、今回は、エンジンのセミリジットカラーとデフカラーを量産に切替ます。ジュラコンで作る、カラー&スペーサー
状の物なので、価格は、結構、安価にする予定です。
これで、ボンネット、エンジンマウント、デフマウントと3点、あと2点のパーツは、明日、紹介します。
ヒントは、当社の近所(300m)の場所で作ります。ここは、川口、、、鋳物の街。。。



2009-2-05   連荘更新+営業さん面接

連荘更新+営業さん面接

RX−8のエンジンO/Hの5連荘が、落ち着き、小休止のFD3SのエンジンO/Hが終わり、本日、納車したのに、「御代り」がもう一台入庫、FDのスピリットRのエンジンO/Hです。今日は、作業は、途中まで、明日、降ろして、ばらします。
これで、RX−8が5連荘、FDが2連荘、まだまだ、記録が延びそうです。3月の予約分を入れると、RX−8,FDで総合計、10連荘。。。
今、エンジン室が、廃棄パーツの山で困っています。金属価格の高騰から、グイグイ価格が下がり、廃棄金属の相場が、材質により、1/6〜1/10ぐらいだそうです。産廃業者に頼んでも、いつもは、笑顔でニコニコで持って行ってたのに、渋顔です。以前は、いつの間にか、産廃カゴ、、、常にカラが、、、今は、溢れかえるようです。

話は、変わって、営業企画職の面接をしました、採用です。
あとは、メカニックをもう一人募集です。



2009-2-04   展示用 ダンパー カットモデル 完成

展示用 ダンパー カットモデル 完成

昨日、作った、オリジナルダンパーのカットモデルのスタンドを作りました。最初は、純正のロアアームに取り付けてみましたが、大きすぎて、持ち運びが不便、、、小さめにカットしてみましたが、「ギッタン、バッコン」で不安定、、、結局、アルミ材で作り直しです。
フライスで、ダンパーの下側のブラケットに挟み込む部分を、作り、底板を8mmの17Sの平板に取付ました。
仮組みするも、イマイチ、、、ブラケット部分をボール状のエンドミルで、飾りの肉抜きをして、真四角の底板を台形に加工して、出来上がりです。組み上げて、ニードルの減衰力調整機能も動くようにしました。欲を言えば、取付スタンドをアルマイトに出したほうが良いかも、、、ま、、とりあえず完成。。。
 最近、色々なメーカーさんの営業が来ますが、営業で多いいのが、「添加剤、カーボンクリーナー、ちょっとした、電気部品」など、原価が安そうな物ばかりで、効き目は、良い物有りますが、殆どが、「イマイチ」。
「廻りの同業者さんは、忙しいですか?」と聞くと、「全然、暇で、、」と、皆、同じ答えです。
100年に一度の世界同時不況などと、言われてますが、マクドナルドは、過去最高売上を更新など、企業の努力次第と私は、思います。当社も毎年、1月、2月は、仕事が減る時期ですが、今年は、1月としては、過去最高売上、2月の仕事の予約も既に、5件以上で2月末は、楽勝モード。3月の予約も入り出しました。
今、心配なのは、営業や、メカニック不足です。
落ちが無い話ですが、努力と気合でこの不況を乗り越えましょう。そうそう、明日、営業希望の方の面接をする予定です。



2009-2-03   展示用 ダンパー カットモデル

展示用 ダンパー カットモデル

年末より、少しづつ進めている、NEWカタログに、ダンパーのカットモデルを掲載したいので、製作しました。
カタログも大詰めまで来ていますが、写真のカット割りが決まらず、四苦八苦しています。

オリジナルのダンパーの特長を見せるために、シリンダーをカットして、ピストンバルブ廻りを、ピストンとシャフトをカットして、減衰力の調整機構のニードルバルブの廻りと、トップキャップとシリンダー上面をカットして、シャフトブッシュと、オイルシール廻りを見えるようにしました。
全部新品の部品を使って組み上げたいので、中古パーツで試し削りのあと、本番です。
一番手強いのが、ピストンシャフトです。熱処理のしてあるシャフトなので、フライスで少しづつ切削し、やっと20mmほど、ニードルバルブが見えるぐらいまで、出来ました。
組み上げて完成ですが、展示するのに、、、スタンドは、???何か、考えます。



2009-2-01   5連荘目も終わり、小休止、FD オーバーホール

5連荘目も終わり、小休止、FD オーバーホール

RX−8のエンジンO/Hの5連荘目が終わり、記録もココまでと、思いましたが、今年も全日本ジムカーナのエンジンのサポートをします。それが、6連荘目になる予定でしたが、その前に小休止。。。
S氏のブーストアップ仕様のエンジンO/H以来が5連荘目が終了した日に入庫、、、走行90000kmの、おじいさんエンジンです。
内部の磨耗コンディションは、良い物の、登録から、10年以上経ち、熱害や、ハウジングの錆、特にウォータージャケット廻りが、限界です。ハウジングを全て交換し、ポートの段付き修正と、3ピースアペックスシールを組み、インジェクター洗浄し、リビルト中です。追加作業のウォーターポンプと、エンジンハーネス待ちです。
全ての部品を洗浄し、組付け可能なものは、組付けました。
今日は、ココまで、、、
火曜日に部品が揃います。完成予定、水曜日。