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作業日報

このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。

2010-2-28   デジマチックホールテスト (3点式 内測計)

デジマチックホールテスト (3点式 内測計)

CNC旋盤でパーツを沢山作り始めましたが、ピロボールなどの、圧入の較差が、微妙で、、、ホールテスターを近所から、借りて使っていましたが、ヤフオクで、「ついつい」買ってしまいました。
借りていたのは、マニュアル式でしたが、デジマチックのタイプが、落札出来ました。
マニュアルタイプでも、1本、10万輸吉ほどする為、20〜50mmぐらいの計測で必要な物を揃えると、30万輸吉ほどになり、とても、直ぐに新品を購入出来ず、ヤフオクで購入しました。
写真のミツトヨ製のデジマチックホールテストのセットで、エコノミーセットと呼ばれる、計測主部が1個で、穴の大きさに合わせて、3点計測部が6個付いたものです。
オクで、落っこった、金額は、4万輸吉、、、新品は、30万輸吉、、、今月は、ツールや、刃物など、沢山買いましたが、とどめに、デジマチックホールテストセット。
ケースが無いので、ペリカンケースの小さいのも、買いました。多分、来週到着します。



2010-2-27   E92 M3 ペダルフロアー製作

E92 M3 ペダルフロアー製作

お題目の通り、M3のペダルフロアーです。
ロールゲージを組み上げ、フロアーカーペットを剥がしましたが、床が低くなってしまったのと、フットレストがカーペット側に取り付いていて、、、これでは、運転し難く、、、
ペダルフロアーと、フットレストを作りました。
材料は、アルミの3mm厚の縞板を型紙を作って、切りましたが、一枚物では、組み付けが出来ないので、セパレートの2分割にして、板金とバーリングした、三角形のパネルを溶接して組み上げて、純正のプラスチックのフットレストを取付けました。昨日より、初めて、製作時間は、延べ9時間ほど、そして、車輌に取付、、、更に2時間、、、総トータルで11時間掛かってしまいましたが、ワンオフなので、仕方なし。。。TA−2や、デブ8−2号機のフロアーは、ドライカーボンハニカムですが、、、カーボンで作ると、、、型の製作、焼き、材料、などで、、、フロアー一枚で、相当 高額になってしまうので、今回は、アルミの縞板にしました。M3も、サスペンションや、アーム関係、コレクターシステム、特大ブレーキ、LSD、など、など、おおまか、完成し、残すところ、ワンオフのチタンマフラー、デフクーラー、ドライカーボンの隔壁パネルの製作で、終わりです。
終わりが見えてきました。



2010-2-26   RX−8 ツインポンプコレクターシステム 実験君

RX−8 ツインポンプコレクターシステム 実験君

今日は、月末の最終銀行営業日、、、2月も、終わりです。
午前中より、本業の社長業、、、事務処理をお昼過ぎまでこなします。
午後より、実験君開始。
デブ8君と、お客様の車輌1台で、今のところ、2台にツインポンプコレクターを取付けましたが、、、取付の際に加工が必要な部分が有りますが、少しでも、加工を減らすのと、取り廻しを楽にする為に、少しだけ仕様を変えます。
それと、削り出しのパーツをダミーレギュレーターとフィードパイプと2個使いますが、ダミーレギュレーターを廃止して、リターン側にも、フィードパイプにして、少しでも、戻ってくる燃料に泡が噛まないように実験君です。
試しに作った、リターン側のフィードパイプをサプライ側のポンプの底に「そぉ〜と、燃料をリターンさせ」、泡の出方を、試します。写真の通り、ポンプユニットに戻ってきた、燃料には、泡は、、、なし。それと、リターン流量の計測もしました。結果は、上々。。。
取説を作っていますが、写真画像が多いのと、加工の解説が難しく(加工は、簡単)、何か、手立てを考えます。

写真のような実験は、ガソリンを使いますので、かなり危険です。まねをしないように、、、皆さんがこんな事するはずないですね。



2010-2-25   変芯ピロブッシュ 冶具製作

変芯ピロブッシュ 冶具製作

FDや、RX−8などの、プラスキャンバーや、プラスキャスターのジオメトリー変更の為の変芯したピロブッシュを製作する為の冶具の製作です。今月初旬に衝動買いした、サーキュラテーブルと、極太のボーリングバーの登場です。
まずは、冶具となる、大きめの材料をサーキュラテーブルにくわえて、チャッキングで、数mmオフセットさせサーキュラのセンターにボーリングバーで、精密な穴をボーリングして、加工します。
その後、出来上がった、この冶具に、ピロケースの材料を取り付ければ、CNC旋盤に取り付ければ、冶具のオフセット通りの位置にワークが出来ます。
今までは、変芯のピロケースは、100%外注でしたが、社内製に切り替え、成功です。
衝動買いした、サーキュラとボーリングバーは、この為でした。
そんなんで、サーキュラや、ボーリングバー、超硬ドリル、超硬チップなど、など、、、今月は、ツールや、刃物に締めて、40万輸吉も散財してしまい、来月の月末の支払いが大変な事になってしまいました。しかし、CNCを導入したので、仕方が有りません。



2010-2-24   CNC旋盤 ピロパーツと進化

CNC旋盤 ピロパーツと進化

昨日、ツインポンプコレクターのお客様としては、第一号車を取り付けました、、、が、新品の燃料ポンプユニットをコレクター側に使うのは、もったいない気が、、、しかし、仕込みで、純正のポンプユニットは、製作したアルミパーツや、加工を伴うので、仕方なく、コレクター側に新品を使いました。でも、2台目からは、コレクター用に取り寄せた新品をサプライ側(メイン側)に取付、今まで、使い込んだ、古い物をコレクター側に使い、取り付けようと思います。
でも、「当社で取り付ける場合のみ」、の対応になってしまいます。普通にオンラインショッピングや、業販では、加工しないとダメなので、新品対応です。「中古を送るから、加工して?」は、「ご勘弁」。。。燃料ポンプは、取り外して、ガソリンの油分が揮発した瞬間から、酸化(さび)が始まり、本来の性能が出ない場合が多々有ります。しかし、たった今、外したばかりのポンプなら、大丈夫だからです。

最近のファクトリ−マイブームになった、CNC旋盤ですが、実際に汎用旋盤とCNCの製品の差を写真でご紹介します。手前、右側の二つが今までの、汎用の旋盤で、1/100較差で作っていた物で、一個作るのに、およそ、20〜25分、、、そして、CNCだと、3次元のアール加工もOKで、1個、、、1分、、、2次元から3次元そして、ピロの臨界角度も考えて、アール処理、、、美しく仕上がり、時間も短縮、、、今までは、写真の16個を作るのに、汎用旋盤では、多分、腰が痛くなりながら、丸々1日掛かっていたのが、およそ30分で終了です。



2010-2-23   AP 6 POT キャリパーO/H

AP 6 POT キャリパーO/H

先日、イギリスより届いた、キャリパーのインナーKITとアンチノックバックスプリングをAPレーシング製の6POTキャリパーに組み付け、O/Hをしました。
いつも、思う事ですが、このアンチノックバックスプリングが、取り付くのは、画像でも解る様に、全部で12個のピストンの油圧作動面側、、、小さな、デベソみたいな、ポッチにスプリングの小さい側を取り付けますが、手が3本ないと無理、、、なので、いつも二人で取り付けます。小さなマイナスドライバーを2本使って、はめ込みますが、そのうち、ピストンも小さいので、手元が狂い、ドライバーを自分の手に刺しそうです。
APレーシングの設計のヒト、、、設計変更してもらえない???
きっと、この世の中の人で何人かは、ドライバーを自分の指に刺した人がいるはずです。
オーバーホールが終わり、キャリパーサポートの取付ネジをいつものように、キャップボルトを切って、製作して、現車に取り付けました。パットも焼き入れ済みのパットがあったので、一緒に組み付け、終了です。



2010-2-21   ヨーロッパより、航空便

ヨーロッパより、航空便

今日は、午前中より納車が2台、午後から夕方にかけて、入庫が3台、、、天気も良く、納車日和、、、
こうなると、工場で作業する気も無くなります。
納車の合間にタイヤ倉庫の片付けと、掃除、在庫チェック、、、
235と295が、少なくなってきました。

それと、M3の本国オーダーパーツと、APの本国オーダーパーツが、ドイツ、イギリスより到着しました。
仮組みで終わっている部分、、、フロントブレーキと、コレクタータンクをやっと、、、組み上げられます。
コレでM3も、マフラーのワンオフ製作を除けば、完成度は、80%です。3月中に、シェィクダウンをしたいものです。

夜、8時、、、マイブームですが、近所に出来た、バリスパ。。。バリ風、健康ランドに行き、サウナで一汗かいて、帰宅です。 最近、、、毎週行っているかも、、、



2010-2-20   E92 M3 リヤサスペンション 組み付け

E92 M3 リヤサスペンション 組み付け

リヤブレーキの仮組み、パットの加工も終わり、燃料タンク廻り、リヤサスペンションメンバー、デフキャリアASSYなどを、組み上げ、リヤサスペンション廻りを組み上げ中です。あと、一日あれば、リヤサスペンションと、ブレーキも含めて、リヤのドライブトレイン、リヤサスペンションは、終了。。。
お次は、マフラーの材料待ちです。
エキマニのフランジより後を全て、オールチタンでワンオフで作ります。多分純正と比べて、30kg以上軽くなり、フロントキャタと、センターキャタを外す予定でいます。
キャタを外す事により、パワー的にも20〜30馬力上がってしまうようです、、、前、情報だと、O2センサーのエラーが入るにで、O2センサーのキャンセラーが必要だそうです。そこで、キャンセラーを手配しました。

M3も、マフラーを残して、作業もう大詰めになってきました。



2010-2-19   E92 M3 リヤブレーキ 仮組み&パット合わせ

E92 M3 リヤブレーキ 仮組み&パット合わせ

先日、フロント側ブレーキを組み上げた、M3の、、、今度は、リヤブレーキを仮組みしました。
M3は、サイドブレーキがインドラム式なので、ローターベルの内側にスチール製のリング状インドラムを作り、ローターベルの裏側に見えないように取り付いています。
このローターサイズは、355mmでFDや、RX−8などでは、フロント側に使うサイズですが、走るコースによっては、260〜270km/h以上のスピードからのブレーキングで、1500kg近い車体を制動させなければなりません。
フロントは、380mm、リヤは、355mm、、、FRで18インチでは、これ以上の大きさは、物理的に無理です。
最近のGT車輌も、サイズは、同じ組み合わせです。
まぁ、取付けたブレーキは、GT用そのものですが、、、
今日は、リヤのキャリパーが、新しい設計の物で、手元にある、ブレーキパットが、少し加工しないと取り付けできない為、少しだけ、削って、合わせました。
平行して、リヤのサスメンや、デフ、エキゾーストを取付組み付け始めました。



2010-2-18   新しい代車の仲間入り

新しい代車の仲間入り

ボルボV40です。当社代車の仲間入りです。
先日、高校生時代の友人から、「車が壊れたので、処分したいと、、、」連絡があり、状況を聞いてみると、ファンベルトが切れただけのような、、、
引き取りに行き、見てみると、確かにファンベルトが切れていました。ベルトを注文して、、、楽勝だから、駐車場で交換、、、10分で終了。。。と、思っていましたが、、、
良く見ると、オートテンシャナーのプーリーのベアリングが崩壊しています。どう見ても、かなりバラバラにしないと交換できそうもないようです。ボルボのディーラーに聞いてみると、修理代は、8万輸吉、、、パーツだけなら、2万輸吉、、、忙しいのに、ボルボの修理で丸々一日は、ちと、辛い、、、
そこで、車上(ばらさないで)で、プーリーだけを外して、国産のベアリングを、加工して、組み換えました。
そして組み付け、エンジン始動、、、直りました。
ボルボに頼めば、8万輸吉、パーツ+丸々一日で、2万輸吉、、、そして、今回は、修理の域を超え、、、改造では、ベアリング交換の¥380−で、修理完了。。。
修理完了のあとは、エンジンOIL、LLC交換、ブレーキOIL補充など、メンテナンスし、今日は、私が乗って帰ります。コレで、当社の代車が一台増えました。



2010-2-17   CNC旋盤 稼働中

CNC旋盤 稼働中

今日の作品。
ピロボール用の汎用カラーです。
NMBのMBWT18用、、、RX−8や、FD、NSXなどのピロブッシュの取り付け用のカラーです。
設計を変更して、アール形状の肉抜きにしました。
なんとも、綺麗です。
ピロ関係は、1/100mmの較差の世界、、、試し削りをして、ピロの入り具合や、ネジの較差の具合を見て、製作開始。
試し削りと、プログラミング終わり、製作を始めますが、材料をセットして、この写真のカラーは、一個あたり、約1分で完成です。削っている様は、まるで、「ロボコップ」。
「シュイ〜ン、フュ〜、シャリ、シャリ、ニィ〜ガシャ」、、、それで、「ポロ」、、、と出来上がり。
キャップボルトのお話、、、
キャップボルトは、色々なメーカーがあり、製造方法は、みな、転造と呼ばれる方法で、SCM435 HRC35などの材料を型に押し付け、形を転換させて、作ります。また、表面処理の関係でボルト強度が、別れ、レース車輌には、黒染めの仕上げで、強度区分12.9が、一般的です。
精度は、メーカーや、転造型のヤセで、ネジの太さにばらつきが出ます。
もし、M12ならば、ネジの頭の首の部分は、11.95〜11.90mmぐらいで、不ネジの先端(ネジの切っていない部分)では、11.80〜11.85mmと幾分先細り、、、こんな事を考えながら、ピロのカラーを作ると、穴径を12.05mm?はたまた、12.10mm?と1/100mmをCNC旋盤で、精度を出しながら、試し削り、、、
一般的には、12.15mm、12.20mmもOKですが、せっかく精度が上げられるので、少し詰め気味の寸法に決定。。。3次元と精度の世界へ、ようこそ。



2010-2-16   E92 M3 フロントブレーキ 仮組み&ホイール合わせ

E92 M3 フロントブレーキ 仮組み&ホイール合わせ

先週、ハードコートから、帰って来たベルハットとキャリパーサポートをM3のフロントハブに仮組みして、ブレーキホースの製作の準備の為、計測して、パーツオーダーをします。製作時に確認は、しましたが、ホイールクリアランスも再確認です。
18インチのホイールの内側にキャリパーが、3〜4mmのクリアランスです。結構、、、ギリギリ。
ローターも380mmは、ホイール一杯のド迫力です。
フロントのブレーキは、ホースを含め、全て、ワンオフ製作品になりました。APのレース用の6POTキャリパーが付いていますが、ピストンのスプリング(アンチノックバックスプリング)と、インナーシールKIT待ちです。
来週、届いたらブレーキホースを作り、キャリパーをオーバーホールすれば、終了です。
リヤブレーキも出来上がっていますが、サスペンション関係のパーツを作っていて、サスメン、デフ、アームが、まだ取り付いていないので、組み上げられません。



2010-2-14   CNC旋盤 フル回転 稼働中

CNC旋盤 フル回転 稼働中

昨年の夏に導入した、CNCですが、やっと稼働効率が、上がってきました。操作プログラムのバージョンは、数年前の物ですが、機械は、現行モデルです。普通のCNCは、2軸ですが、この森精機のNL2500Yは、Y軸と呼ばれる3軸があり、複合機と呼ばれている機械です。
少しづつ、外注加工に出していた加工を内製に切り替え、、、最近は、やっと、新規作成パーツを作り出し始めました。生爪や、ツール、刃物が足りないので、何か新しい物を作るたびに、オーダーしていて、毎月、毎月、刃物、ツール代だけで、10数万輸吉は、飛んでいきます。
材料代の仕入れも昨年に比べると3倍以上は、増えています。当社レベルでは、年間に外注加工費が、数百万輸吉ほど出ていますので、内製稼働を上げれば、刃物代や、材料費の支払いだけで、全体のトータル費用では、かなり安価になります。しかし、プログラムを組む時間や、試し削りなど、「手間は、膨大です」。今日も、「どうやっても、成立しない、または、仕上がりが悪い」、、、穴開け行程があり、また、ツールと刃物をオーダー、、、約10万輸吉が飛びました。
機械右側の麻袋みたいなものは、切削の削りカスです。一日、一個は、出ます。



2010-2-13   E92 M3 ブレーキパーツハードコート、組上げ

E92 M3 ブレーキパーツハードコート、組上げ

M3のキャリパーサポートとベルハットが完成しました。
写真のやたら大きいローター4枚と、スタッド仕様のキャリパーサポートです。マルボロライトの箱が小さく見えます。
サイズは、380x35mmと、355x30mm。
削り出しで作ったあと、ハードコート処理をしました。
ハードコートは、今までのアルマイトとは、違い、母材にも処理をした、半分が、浸透し、材料の上に半分が定着します。今回は、30μのハードコート処理です。15μが、材料側に入り込み、15μが、材料の上に定着します。摺動性に優れ、表面高度が高いのが特徴です。
色的には、写真の「殿様バッタの羽の色」で、更にココから、色染めも可能です。お値段は、高価ですが、メーカー系GTレースチームも殆どがこの処理です。

M3のブレーキも、残すところ、フロントのキャリパーシール待ち、、、イギリスより、飛んできます。

それと、11日のエイトリアンCUPでのツインポンプコレクターのテスト結果が良かったので、限定試験販売をします。何台かは、希望される方がいらっしゃいますので、5台分ぐらい仕込んで、当社で取付ようとは、思っています。



2010-2-12   E92 M3 カーボンLSD 組み込み と ドイツの根性焼き

E92 M3 カーボンLSD 組み込み と ドイツの根性焼き

注文していた、ATS製カーボンLSDが到着、、、加工して組み付けます。
加工は、リングギヤのボルトの軽量と、ワイヤーを通す穴加工と、ケースの加工、、、それと、デフクーラー用のオイルの戻し口をAN6のユニットの取付、、、
ココまでは、順調、、、
M3は、デフ本体の右側がビスカスになっていて、左右のアウトプットシャフトの長さが違い、LSDを組んだ時は、長い方を2個用意して、左右対称の同じ長さに、加工の必要があります。
「ま、、何かで、どうにか、切れば、、、」と、あまり考えず、デフが組み終わり、加工開始。
まずは、真直ぐ切るのと、何かに固定する為にも、冶具は、必要と、冶具を作り、、、
最初は、旋盤で超硬の刃を使い???と、初めてみたものの、、、全く、歯が立たず、、、次は、高速カッターで、先ほどの冶具を修正して、開始、、、5分ぐらい加工しましたが、切れたのは、2〜3mm、、、新品の刃に交換して、再度加工開始、、、一時間ほどたちましたが、まだ、1/3程度、、、結局、工場内に高速カッターの騒音が響く事、2時間30分、、、仕上げてに30分、、、
一本加工するのに、3時間、、、
まだ、一本残ってます。「誰か、変わりに、やって!」。
もう一本も気合で終わらせました。高速カッターの刃は、新品を6枚ほど、使いました。
コレだったら、作った方が、楽でした。
ドイツ鋼+浸炭焼入れは、恐るべし。



2010-2-11   エイトリアンCUP ツーポンプコレクター&みつ君 テスト

エイトリアンCUP ツーポンプコレクター&みつ君 テスト

まず、はじめに、テストは、成功しました。
走行は、3回、、、朝一の最初の走行は、レインコンディション、、、2走行目で、レコードラインが、乾き始め、テスト開始です。コースINのガソリン残は、04秒〜05秒台で走れば、最初から、ガス欠症状が出る量の、、、タンク残約1/2でスタート、、、走行を開始して、タイヤが温まり始め、レコードラインが乾きだすと、タイムが、「グン、グン上がり」、1”05秒台が出始め、ガス欠症状を確認、、、既に、コレクターシステムが付いていなければ、ガス欠が出るタンク残量で約10LAP、、、ピットに、みつ君ドライブのデブ8君が戻ってきて、タンク残量を確認すると、1/4より、更に、1メモリ下でしたので、昨日計測したデーターだと、12〜13L残。。。
ガソリンの吸い残しは、コレクター取付前の約30Lから12Lに激減、、、あと、2〜3Lでフューエルランプの警告等が付くところまで、吸える様になりました。
恐らく、07秒台、06秒台では、確実に、10L以下で警告等が点灯するまで、使えそうです。OK、OK、
そして、ハーフウェットのコンディションの中、みつ君は、1”05.1、、、1”05.02と、も〜、4秒台にいつ入ってもいいタイムを連発です。このコンディションでYASU君の出した、ラジアルのコースレコードの0.6秒落ちは、たいしたものです。本人は、「感覚的には、もう少し乗れば、04秒台、前半は、出る」と、自信を持って、コメントしていました。でも、本人の今までのベストタイムは、1”06.8がベスト、、、一期に、ベストを1秒8も更新しました。今回を機会に、何かつかんで、自分の車で、ベストを更新していただきたいものです。
今回のエイトリアンCUPは、テスト&実験君でお邪魔しましたが、エントリー46台中、みつ君は、総合2位、リザルトの廻りを見渡せば、Sタイヤ車輌、、、ラジアルタイヤでは、ダントツでした。今回、使ったタイヤは、発売間近のハンコックラジアルのR−S3 265/35-18です。
みつ君のコメントも、「今まで使っていたタイヤより、限界点のコントロール性が良く、タイヤの剛性間があり、ステアリングを切った方向に車がスムーズに動き、トラクションも申し分なし」、それと、「タイヤの減りが、驚くほど少ない」と、私とYASU君が取材の時にコメントした、コメントと全く同じ、、、今年は、R−S3の時代が、始まります。
それと、Sタイヤのお話
255/40-17のSコンパウンドが、今月末から3月初旬にデリバリー出来そうな、連絡がありました。
でも、最初のロットなので、本数は、少なそう。



2010-2-10   NSX 6連スロットル 現車セッティング その2

NSX 6連スロットル 現車セッティング その2

今日で、四日目のNSXとの戦いに終止符を打つ為に、もう一ガンバリです。
アースを取り直したり、V−PROの負荷の入力の取り方を変えて、あの手、この手で、やっと、まとまりました。
NSXは、電源や、アース回路の電位に個体差が多く、いつもは、どうにかなりますが、この車輌は、手こずりました。
幾つか、新たな、発見も有り、今後の為に役立つと思います。。。「HKSさん、ちと、ツメがあまいんじゃ〜ない!」。。。ま、全部HKSさんの問題でもないですが、各々、自動車メーカー別にV−PROのマッチングが気になるこの頃です。

夕方より、明日のエイトリアンカップの準備、、、
RX−RACEとは、関係ありませんが、ツインポンプシステムのテストの為に走行予定です。ドライバーは、知ってる人は、知ってる、「みつ君」。。。
みつ君のTC2000のベストタイムは、1”06.8、、、明日、デブ8君に跨り、何秒出るでしょうか???
これも、ある意味、実験君です。



2010-2-09   NSX 6連スロットル 現車セッティング 

NSX 6連スロットル 現車セッティング 

どっぷり、ハマリました。
ご説明。
先日のメルセデスもNSXも、NAの多連スロットルで、セッティングは、スロットルセンサーの0→5Vの出力をコンピューターに入力して、スロットル開度をメインにセッテインングしますが、、、この車輌は、全開の現車セッティングは、既に終了してますが、、、スロットル全閉、(スロットル開度0%)が安定しないのです。
元々NSXは、バッテリーが、フロントフード内に有りECUや、エンジンからは、遠く、0V電位が、安定しづらいのですが、アーシングケーブルや、バッテリー直にコンピューターのアースを取れば、何とか、なりましたが、、、この車輌は、言うことを聞いてくれません。
エアコンなどの負荷を入れると、スロットル全閉(0%)が、「0.1% 0.3% 0.6% 0.2%」と勝手に動き、アイドリングの時だけ、「うろうろ」します。
V−PRO本体も、ユニットアースと、センサー用の5V定格電圧用のアースが、二つ有りますが、二つ共に、分けてつなぐと、反応します。
何をしても改善出来ず、、、もう、三日がたちました。
いつもなら、一日で終わる作業も、明日で、四日目です。
残る手立ては、DC−DCコンバーターで、センサー電源を精密な、5.00Vを入力して、バッテリーにダイレクトにアース、、、明日、やります。
直ってくれる事を祈ります。



2010-2-07   RX−8 大容量オイルパン 追加ロット

RX−8 大容量オイルパン 追加ロット

販売を開始してから、早、1年、、、最初の頃のロットは、10個ずつ作っていましたが、今回からは、5個ずつにしました。コレまでの販売台数は、40台ぐらいです。
少しずつ仕上がり(ロゴの部分)も良くなり、申し分なし。
エンジンをオーバーホールする方は、皆さん取り付けて頂いています。
5個、葺き上がったオイルパンは、マシニングで穴あけと、平面研磨、ドレンボルト穴加工で、製品になります。
産地直送、、、デフカバーもオイルパンも、Made in 川口市です。
それと、目下の課題が、RX−8のツインポンプのコレクター、、、と、CNC旋盤の作業です。
在庫が無くなり、今までは、外注のマシニング加工に出ていたパーツを、1アイテムづつ、社内製造に切り替えていますが、後手後手に、なりつつ、10品目ほど製作が押しています。
また、11日にTC2000で、デブ8君のツインポンプのテストの予定でしたが、天気予報は、雨、、、
お天気には、勝てませんね。



2010-2-06   サーキュラテーブル 衝動買い

サーキュラテーブル 衝動買い

以前より、欲しかった道具です。
中古機械屋さんに行く度に、何度も何度もチェックしましたが、小さ過ぎや、大き過ぎ、、、大きいのは、手で持ち上げられないほど重く、丁度良いのが見つからず。「見つかった、と、思えば」、程度のわりに、ボロイのばかり、、、新品は、バイス付きでは、50輸吉ほどしますので、買う気になれません。
サーキュラテーブルを使う仕事が出ましたので、色々、物色していたら、O/H済みで専用の薄型のチャックが付いていて、大きさも希望通り、、、程度もGooooD!
お値段は、12輸吉、、、衝動買いです。
買いに行ったお店には、程度の良い中古のツールが沢山あり、あれも、これもと、見ていると、フライス用のボーリングバーセット(フライスに使い、精密な穴を開けるツール)が、激安。。。新品では、恐らくこれも50輸吉ほど、、、5輸吉で手にいれました。

写真は、Get した、サーキュラテーブルです。
バリバリの極上品です。



2010-2-05   RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)その2

RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)その2

昨日の続きです。
インタンク用の燃料ホースを指名手配しましたが、「昨日、今日」で、見つかるのは、とても高価で、びっくりな価格です。調べれば、調べるほど、最近のインタンクホースは、フッ素系の内皮と、外皮の二重構造で、殆どが、メーカー供給のOEM品です。今日、手配出来た物も、2mで、10000円、、、「うっひょ〜って価格」。。。また、ガソリンの成分が、少しずつ変わってきていて、以前は、インタンク用で使えた、ホースも、使えなくなっている場合もあるようです。皆さんに安価で提供するには、やはり、海外製のアルコール系でも使える、インタンクホースをまとめ買いしか手段は、無いようです。今度は、イギリスとアメリカに海外指名手配です。警視庁→インターポールです。
写真は、高価なホースを使って、取付前の仮組みや、取り説用の写真撮影、、、
組み上げましたが、もっとスマートに配管出切るように、少し仕様を変える必要が出てきたので、アルミで、削りだしのパーツが2個必要になりました。明日、製作します。
また、配線が、少し難関で、ポンプユニット側の純正カプラーの端子は、手配できたので、クリアーできましたが、電源を、どのように供給しようか? と、純正の配線、リレー回路の容量、ドライブレジスターを使うか? など、実際に動かして、電流を計測して、決めます。出来れば、純正の配線を改造せずに、カプラーONできれば、最高ですが。。。



2010-2-04   RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)

RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)

デブ8君のTC2000での、ガソリンの吸い残しが気になる今日、この頃です。タイムが出ている、ユーザーさんに聞いてみると、タンク残1/4以上と聞いてます、、、デブ8君もネオバAD07で、06秒ぐらいでは、1/4ぐらいだったと記憶していますが、R1Rや、ハンコックラジアルで05秒、、、04秒とタイムが上がるに連れて、今では、1/2タンク、、、半分で、燃欠が発生するようになり、余分に30Lも、入れています。RX−RACEのレギュレーション重量の関係で、満タンで走行しているので、問題は、出ていませんが、RX−RACE以外のイベントでは、もっとタンク残を減らして走りたい所です。。。
そして、色々考えましたが、やはり、2ポンプ式になりました。今日は、組み上げ側のポンプユニットを改造して、取付られるようにして、現車のポンプユニットも外し、少々、細工をしました。
一つ問題は、リターンの燃料ホースを増設し、固定しなけれなりませんが、固定するのに、ガソリンタンク内で使える特殊なタイラップや、インタンク用の燃料ホースです。普通の耐油、耐圧の燃料ホースは、使えません。
タイラップは、少々高価ですが、フッ素樹脂製の物を使いますが、燃料ホースを指名手配中です。以前は、ストックがありましたが、海外製で、購入単位が、300ft、、、もう少し小さいロットで購入希望です。国内製を探します。



2010-2-03   NSX 6連スロットル 取付

NSX 6連スロットル 取付

年末に3台分出来上がった、NSXの6連スロットルを取り付けます。このスロットルは、全てのパーツが、削り出しの超高級品、、、オリジナルの6連スロットルは、およそ15年前より、有りますが、仕様変更を繰り返す事、4作目の物です。以前は、海外製のスロットルをマニホールドとリンケージを作って使っていましたが、3作目より、国内製になり、この4作目で、完成の域まで、達しました。
以前は、全て、スロットル径が50Φでしたが、今は、47Φのステンレスのバタフライです。
コンピューターも初期作では、MOTECを使っていましたが、今現在は、オリジナルのNSX専用ハーネスとV−PROでコントロールして、バキュームタンクにISCVを取付、アイドリングの安定性も向上しました。
取り付けている車輌は、エンジンは、ノーマルですが、オリジナルのエキゾーストとこの6連スロットルでスポーツキャタ付きでも330馬力ぐらいの性能になります。

写真は、スロットルの取付と燃料の配管中です。
明日には、エンジン廻りの作業が終わり、V−PROの取付と配線をすれば、、、現車セッティングで終了です。



2010-2-02   E92 M3 カーボンパーツ製作 その3

E92 M3 カーボンパーツ製作 その3

先週末、焼いて作った、ドライカーボンのラッゲージボード用の材料を切り合わせて、取付穴を開けて、取り付けました。手前側の6個の出っ張ったボルトは、日曜日に作った、ブラインドナットです。前側の4箇所は、6mmのKナットで固定です。
このボードの室内側、中央前側(コレクター寄り)にデフクーラー用の電動オイルポンプを取付、室外中央手前(マフラー側)にデフクーラーコアを取り付ける予定です。クーラーのコア、ポンプが取り付くスペース以外の部分は、ハニカムを貼り込み、更に、2Pカーボンを貼り込み、焼き上げて、剛性を出せば、終了です。今は、4Pのタダの平板なので、剛性不足ですが、ハニカムを入れれば、十分な剛性が出ます。
実際にクーラー関係を取り付けるのは、マフラーの製作が終わってからになります。製作後の左右のタイコの間にクーラーを入れます。
今日の作業は、ココまで、、、
写真は、コレクターと、ラッゲージボード、、、「なかなか、レーシー」になってきました。

夕方より、私用で外出、、、帰社、夜8時、、、