イベントリポート
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RX-8デモカーオーバーホール後テストリポート
posted on 2007-04-28
2007年4月12日に開催されたHKSハイパーチャレンジにて、エンジンオーバーホール後のRX-8デモカーをテストしました。
オーバーホール前のベストタイムは1"07.2。ラップチャート見ても７秒台中盤から後半のアベレージタイムでしたが、今回はアベレージタイムも7秒台前半で、ベストタイムは1"06.9と、凡そ0.3秒の更新となりました。
エントリーした他のクルマが、ベストの0.5〜0.8秒落ちという状況の中、0.3秒の更新というのはオーバーホールの成果ともいえるものです。ドライバーからも「エンジンが滑らかでトルクフル、高回転域のエンジン音が気持ちいい」と頂きました。
この時の状況をラップチャートと共に纏めました。
RX-8 エンジンO/H後 TEST
使用タイヤ：YOKOHAMA Neova255/35-18 2007年5週製造 Test1 ドライバー：Ikeda
| Lap | Time | ? | | 1 | in | 気温：20℃ 路面温度：23℃ | | 2 | 1"08.33 | ? | | 3 | 1"08.30 | ? | | 4 | Pit1 | ※コーナー出口でアンダーステア、アクセルONし始めから。P1 SET フロントダンパー1/4プラス（プッシュアンダーでは、無さそうだが、セッション時間不足の為、反応を見る）
温間タイヤエア ALL1.85ｋからALL2.0ｋへ | | 5 | in | 気温：20℃ 路面温度：25℃ | | 6 | 1"08.02 | | | 7 | 1"07.61 | | | 8 | Pit2 | ※良い方向だが、まだ不足、コーナー入り口、オーバー感、アンダー感なし。
P2 SET フロントダンパー1/4マイナス（元へ戻す）
リヤダンパー1/2マイナス、タイヤエア ALL2.0ｋからALL2.1ｋへ
フロントハイト ２T ダウン
コーナー出口（アクセルON）のアンダーステアは、ターンINから先のライドハイトのバランスがアンダー方向（リヤ下がりもしくは、フロント上がり）になっている為にプッシュアンダーが強調されてしまったようだ。 | | 9 | in | 気温：21℃ 路面温度：28℃ | | 10 | 1"07.37 | | | 11 | 1"07.58 | ? | | 12 | 1"07.55 | ? | | 13 | 1"07.21 | ? | | 14 | Pit3 | ※アンダー感なし、Very Good 入り口のスピードを上げてブレーキングを強めにするとリリースした時にリヤの挙動がすこし、「ちり、ちり」と動くのが気になる。
P3 SET 前回のセットでリヤの減衰を落とし、やはり、グリップレベルを下げすぎたようだ。リヤダンパープラス1/4 | | 15 | in | | | 16 | 1"07.05 | | | 17 | 1"07.07 | | | 18 | 1"07.40 | | | 19 | 1"07.22 | | | 20 | 1"07.24 | | | 21 | 1"06.93 | | | 22 | Pit4 | ※エンジンも以前よりトルク感が出て、特に高回転がスムーズに回る。サスペンションも、かなりまとまり無理をしても、コントロール性がよくラインの幅もでた。 | |
※参考 水温 92℃ 油温 115℃
ベストラップ時 最高速 １５９．２２ｋｍ （tukuba 2000 個別ラップ表より）
総括
気温や路温が高い為か、あまりタイム的には伸びなかったが、他車のベストタイムの落ち具合が0.5?0.8秒の中、ベストタイムを更新出来た。 デモ８自体のベストタイムは、2005.11月に記録した1"06.62だが、総合的に考えて同等以上ではないかと思う。
