• 会社概要
  • 取り扱い店舗
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
トップページ > Feature Articles > デモカー制作日記
  • Revolution
  • motoring communications SINCE 1989

Feature Articlesトップへ

デモカー制作日記トップへ

過去ログ

 
特集

デモカー制作日記

このページでは、現在制作中のRX-RACE参戦車両の模様を、セクションごとにご紹介します。


2010-2-24   デモ8−2号機 フロントサスペンションアーム ピロ化

デモ8−2号機 フロントサスペンションアーム ピロ化

昨年の11月末より、完全に停止していた、デモ8−2号機の製作ですが、E92 M3も、カウントダウン状態になって来ましたので、少しづつ、作業再開です。
フロントのサスペンションアームにピロブッシュを打ち込みました。
この、ピロブッシュは、既に製品になっているパーツです。
アッパーアームの取付位置を変えて、キャスターのジオメトリーの変更をしています。
コレで、本来のキャスターより、プラス1°程度、キャスターを増やすことが出来ます。

それと、ダンパーの仕込みの準備をします。
フロントとリヤのサスメンを25mm加工して、取り付け位置を上げた分、25mm分、ダンパーを短く組みます。



2010-2-23   ツインポンプコレクターシステム 取付

ツインポンプコレクターシステム 取付

仕込んで置いた、パーツをアッセンブリーにして、取り付けます。
デブ8君に取り付けたシステムを製品にする事を念頭にアッセンブリーにする時間や、コストを再度、計ってみます。
デブ8君は、ワンオフ的に取り付けましたが、今度は、お客様の車輌で、実験君です。

まずは、燃料を抜きます。
この時に、スタッフは、静電気が起きないように、フリースなどのジャケットは、脱ぎ、、、マフラーと建物の間に、アースケーブルを繋ぎます。静電気で抜き取っている、ガソリンに引火しない為です。この車輌は、40L抜きました。
そして、SSTを使い、純正のポンプユニットを外し、アッセンブリーしておいた、ツインポンプコレクターを取付ます。
外した、純正のポンプユニットにも加工を施し、取付ます。
最後に、作って置いた、配線をして、出来上がりです。

このお客様の車輌で、取付は、2台目ですが、やはり、作業時間は、2時間30分、、、結構手間の掛かる作業です。
イベントなどでは、取付は、ご勘弁です。
ガソリンも抜くので、危険です。
でも、効能は、確かな物です。



2010-2-21   ツインポンプコレクターシステム 仕込み その2

ツインポンプコレクターシステム 仕込み その2

ツインポンプコレクターを取付予定の車輌が入庫しました。
仕込みがまだ、終わっていません。。。

コレクターには、このような、削りだしのパーツが二つ必要ですが、ご注文いただいて、取付予定の車輌や、在庫を考えると、CNC旋盤で作るほどではないので、汎用旋盤で、取り合えず、、、2個、、、あと、もう一種類を2個作ります。

この写真のパーツは、フィードパイプでこれを取り付けないで、コレクターに燃料を供給すると、「泡、、泡のブク、ブク」になり、コレクターを取りつけた意味がなくなります。
下側は、純正の「Oリング」を使う為に、ただのホースや、パイプでは、使い物になりません。
本当は、コストの為にアルミパイプやホースで終わりにしたいのですが、仕方ありません。

取り合えず急ぎで、2台分仕込み。



2010-2-18   ツインポンプコレクターシステム 仕込み

ツインポンプコレクターシステム 仕込み

予約のお客様分のツインポンプコレクターの仕込みと、取付けの際に、車輌のガソリンタンクの燃料を抜き取る、道具の製作をしました。
取付で来店されるお客様にお願い、、、なるべくタンク残は、空で。。。

それと、前回、デブ8君のテスト用の時は、2mで、1万輸吉の燃料ホースを「渋々」使いましたが、、、国産で、もう少し安いホースを見つけました。少し切って、ガソリンに漬け込みます。今日で、3日目、、、



2010-2-16   こんなの、テストです。

こんなの、テストです。

他社では、既にリリースされているパーツですが、言われている、性能、効能が事実で、RX−8の量産エンジンと、チューニングエンジンには、どんな大きさで、どんな位置、どんなテーパーが最適なのか?
はたまた、良くなる部分も含め、悪くなる部分も確認しなければ?

時間ができたら、実験君します。



2010-2-14   天狗の御面

天狗の御面

高剛性デフカバーが5個、葺き上がってきました。
これを、穴開け、ねじ切りをすれば、製品です。
当社でデフを組み付け、O/Hする方の殆どが取付けていただいています。
サーキット走行時の安定した、油温とイニシャルトルクは、このカバーの仕事っぷりのよさが出ます。

一つだけ、お話、、、
純正のデフカバーを装着して、サーキットを走ると、油温120℃付近では、デフキャリアが横方向に0.12mm〜0.14mmほど膨らみます。すると、サイドベアリングのプレトードが落ち、ファイナルのバックラッシュが大きくなり、刃当たりが、フェイス当たり方向に変わりす。
サイドベアリングが緩くなった分、LSDのケース本体も膨張し、イニシャルトルクが下がり、刃当たりが、ズレタ分とで、、、ダブルパンチでデフの油温が、急上昇し、ドライビングフィーリングが変わり、140℃、150℃と限界温度で走ることになります。
また、皆さんが「タイヤのタレ」と感じる、全体の1/3は、LSDのイニシャルトルクの低下で、、、ケース剛性不足や、油温上昇などで、起きています。



2010-2-10   みつ君 シート合わせ

みつ君 シート合わせ

歴代、私も含め、身長の低め、、、はっきり言って、ちびのドライバー、(YASUごめん)ばかりでしたのでみつ君は、少し窮屈です。
二ーレックスイントルーダーのシートレールを全開に後に下げられるように、バケットのショルダーの部分をエアソーで切り、、、シート合わせ。。。

昨日、満タンにしましたが、燃欠テストの為にガソリンを20Lほど抜きました。



2010-2-09   実験君 RX−8 燃料タンクゲージ 指示検証

実験君 RX−8 燃料タンクゲージ 指示検証

昨日、どうしても、気になった、燃料タンクのガスゲージの検証をしました。
決して、暇人では、ありません。
皆さんの為です。
まずは、ガス抜き用の配線と、配管を作り、近所のガソリンスタンドに行って、ハイオク満タン、、、
ゲージの指示を見てもらいながら、メーターガラスの横にテープを貼り、5Lのジョッキで、ガソリンを抜きながら、マーキングしていきます。
そして、55Lのガスを、ジャリ缶並べて、抜いたり、入れたり、数回繰り返し、データーを取りました。
RX−8のタンク容量は、正式には、61Lですが、今回は、60Lとして、55Lのガスを抜いたり入れたりしました。

幾つか、解った事を簡単に説明すると、満タン付近の指示は、今一当てにならず、、、1/2タンク以下は、結構正確。。。
燃料タンクの警告灯は、残り10Lで、「ぴったり」、、、
「誰か、見ていて、スイッチを入れたよう」。。。

検証してみると、昨日の疑問は、解消しました。

気が向けば、RX−8のガスゲージを拡大して、数値を書き込み、アップしますが、NSXのハマリが終わったらするかも??? jpg ? pdf ? プリントアウト出来たら、いいね。



2010-2-07   RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)その4

RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)その4

仕様変更を繰り返すこと、、、やっとの思いで、組み上げ、電機のテスト、、、
簡単に並列配線にしてみて、電圧降下や、電流値を測定して、そのまま、並列接続でいけるか、別系統で新規にリレー回路や、ドライブレジスターを使わないと、NGか、を実験します。
結果は、並列でOKのようです。
汲み上げ側のポンプは、レギュレーター取り外して、「ゼロ圧力」で、送っているので、使用電流は、メイン側の半分ぐらい、、、メイン側と合計でも、ドライブレジスターOFF時(全開時)でも、余裕があります。
並列接続でOKなら、純正ポンプのポンプリレーやレジスターシステムがそのまま使えます。実走でも、4速全開で9000rpmまで廻してみましたが、問題ないようです。
アイドリング時のドライブレジスター(低回転用抵抗)の温度も計測しましたが、90℃以下でした。

配線は、純正カプラー用の端子の手配だけで、簡単に済みそうですが、サーキットを実際に走ってみて、吸い残しを確認してみたいものです。
しかし、少し気になる事が、、、純正のセンダゲージのメーター位置と、感覚的なズレが、、、空タンクに20L計測して、給油しましたが、、、予定では、60Lタンクなので、ゲージが1/3まで上がるはずが、、、実際は、1/4より全然下、、、意外と、ゲージの指示が、タンク半分以下では、ラフなようです。
気にしていませんでしたが、実際の吸い残しは、TC2000を06秒台では、1/4強、、、04秒台では、1/2弱です。
本当の吸い残しのタンク残量を計測の必要があるようです。。。



2010-2-06   RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)その3

RX−8 新企画 燃料コレクター (2ポンプ)その3

昨日、仮組みした、ポンプユニットを取り付けるも、新設した、燃料ホースが、物理的に組めず、、、
配管の取りまわしの変更を余儀なくしなくては、、、
それと、コレクターの上から、サプライ側の燃料を「ジョボ、ジョボ」と入れては、泡が気になり、コレクターの底に泡を立てず、供給できるノズルを作りました。

左側が、サプライ側のノズル、、、
右側は、取り廻しを変更する為のアダプターです。

システム的には、簡単ですが、なかなか、旨くいかず、もう何日もやっています。