FD3S、EVO7リヤカーボンドア製作 三日目、、、カーボン仕様&ケブラー仕様の違い
現在、製作しているのは、FD3SのカーボンドアとEVO7のリヤのフルカーボンケブラー仕様ですが、、イマイチ違いが分かり難いので、今日は、少し解説します。まずは、FD3Sのカーボン仕様、、、
一枚目は、カーボンクロスを樹脂を入れて貼り込みます。
そして、ガラスクロスを2枚用意して、2枚同時に樹脂を入れて貼り込み、2工程で仕上がります、、カーボン、ガラスクロス、ガラスクロスの3積層です。
2枚のガラスクロスを重ねて、一気に樹脂を入れます。
フルカーボンケブラー仕様は、、、
一枚目のカーボンクロスを貼り込み、樹脂を入れるところまでは、同じです。
違うのは、次の工程からで、FD3Sの通常品は、ここがガラスクロス2枚ですが、フルカーボンケブラーは、この工程でケブラークロスを1枚積層します。
この時に使う樹脂は、ドライカーボン用の樹脂を使います。色も違い黒い樹脂です。
ケブラーの貼り込みが終ると、最後にもう一枚、カーボンクロスを貼り込み3工程が終了です。
通常品のカーボン仕様は、カーボンクロス→ガラスクロス→ガラスクロスの3枚で2工程、、、フルカーボンケブラー仕様は、カーボンクロス→ケブラークロス→カーボンクロスと3枚で3工程で、、積層は、カーボンクロスとケブラークロスのみ使用するので、軽量で、高剛性になります。。一般的な製造方法では、カーボンクロス→ガラスマット→ガラスマットが一般的ですが、マットは、樹脂を沢山吸収するので、貼り込みは、簡単ですが、重さがかなり重くなります。クロスは、しっかり編みこんだ、材料ですが、マットは、、「畳鰯」みたいに、細かいガラス繊維を吹き付けて、出来ているので、繊維に対して綿的な感じです。。