2016-10-29 86&BRZ用フロントハブリジットボルト 完成、、、D2-REVOSPEC仕込み 開始
丁度在庫が無くなる寸前だった、フロントハブリジットボルトが、最終処理から帰ってきました、、危なくBOになりそうでした、、このボルトは、完成までに、切削、熱処理、表面+熱処理の3工程が有り、切削以外は、外注処理なので、時間が掛かります、、簡単に製造方法を述べると、SCM435のクロモリ材をCNC旋盤で切削、ネジ切りをしてから、硬度指定をした熱処理に出て、帰って来てから、イソナイト処理にもう一度出して、帰って来ると、黒光りした良い感じになります。見ての通りの形状ですが少しご説明します、、
この画像をアップで見ると、ボルトの太さが全く違うのが確認出来ますが、純正は、下の画像の様に緩々のガタガタで、どちらかと言うと、フローティングマウント的な感じで、フランジの座も小さく、ボルトの設計としては、イマイチ押しが足りない感じ、、
オリジナルは、取り付け穴に対して、ぴったり寸法で、フランジもナックルのマシニング加工の座にぴったり合わせて作ってあります、、オリジナルのボルトは、ボルトの不ねじ部分がノックピンの様にナックルに対して効き、大きなフランジで、締め上げます、、なので、フロントハブの剛性が上がり、ハンドリングは、もちろん、サーキット走行などで縁石に乗せると、フロントハブのライフが著しく落ちますが、このフロントハブリジットボルトを入れることで、ライフが格段に伸びます。。目で見て分かる効能です。。
そして、先月5台仕込んだ、D2-REVOSPECは、完売してしまい、、次のロットの準備開始です。
まず、5台分の箱を開けて、、20本のサスペンションを並べて、、アッパーマウントやブラケットにスプリング、バンプラバーなどを分解して、ダンパーだけにします。
ここからが、一番大変なダンパーの仕様変更の為の分解と加工、、