• Mail
  • English Site
  • Revolution
  • motoring communications SINCE 1989

特集記事トップへ



作業日報





過去ログ


2016年2月以前の作業日報はコチラ


S耐車両製作日誌はコチラ


RX-8レースカー制作日記はコチラ


TA−2デモカー制作日記

特集記事

作業日報

このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。

2023-03-24 GRヤリス用スポーツキャタライザー再入庫@やっと在庫になりました。当月生産合計10台x2ロット、合計20台完成、、BO13台、、在庫7台。


慢性バックオーダーだった、GRヤリスのスポーツキャタライザーがやっと在庫品となりました。バックオーダーは、昨年の夏当たりよりオーダーが集中して、月産10台だった生産体制を15台に年末に増やしましたが追いつかず、月産20台に年初から切り替えてやっと3月の販売台数が生産すうより下廻り、在庫品となりました。4月1日より価格変更(値上げ)を予定していましたが、在庫品となり、為替も安定して来ましたので、現状価格で頑張ります。そして、今日は、スポーツキャタの特徴を少しだけご紹介いたします。まず、タービン直下には、量産は、第一キャタライザーが付いていますが、オリジナルには、取り付いていません、タービンフランジ径は、102Φでフランジは、社内のCNCでステンレスの削り出しで製作しています。102Φのフランジ、エルボパイプから、ヘラ絞り(職人ハンドメイド)で102Φから、76.3Φにテーパーコーンでサイズを落として、ステンレス鋼の蛇腹パイプ、エルボパイプでフロアーにそって、76.3Φのパイプが伸びて、キャタケースに入ります。キャタケースは、独特な形状で流体力学上の広がり管の拡張角度で76.3Φから105Φの大きさに排気を拡張させて、メタルハニカム触媒に効率良く排気を流してから、再度105Φ→76.3Φに集合させて、マフラーに流します。メタルハニカム触媒も写真に写っている、小さな方がGRヤリスに採用されています。厚さは、40mm、50SELになりますが、写真の大きな方が一般的に使われいるキャタライザーで長さは、90mmで120~150SELです。大きさ、セル数から言うと、通常品の約4倍の効率になります。排気圧力損出は、計算上で約2.8%程でほぼ、直管と同じ性能になります。

 





次の記事:
前の記事: