
作業日報
このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。A90スープラ ボンネット型取り&86カーボンルーフ取付
スープラの純正ボンネットの裏側の型を制作しましたが、完成してみると大き過ぎて二人で持ち上げるのにやっとの大きさとサイズになりました。今日は、表側の型取りをする前にルーバーの大きさと位置を確認しながら、作業を進めます。今日の画像には、スタッフが写り込んでいるでいるので、サイズ比較してみてください、、めっちゃデカイ!
もう一ネタは、86のドライカーボンルーフの取り付けです。純正ルーフを剥がして特殊な接着剤を使い接着リベットで取付けますが、フロント、リヤガラスを外しての作業なのと内装を取り外すので結構な手間です。また、ルーフを取り付け前にUVカットクリアーを10層ほど塗っては、磨くを繰り返してピカピカの状態で取付けるので、神経も使います。
A90 スープラボンネット型取り、、、VマウントGTウイングVer.2&カーボントランクガーニッシュ
スープラ用のエアロボンネットを作る前にマスターとなるボンネットを作る為に、純正のボンネットの型取りを開始です。しかし、スープラのボンネットは、ドデカく作業場スペース一杯一杯の作業、、型にすると1800mmx1800mmぐらいです。そして、今日は、裏骨の型取りのスタートです。明日は、この型が捻じれないように補強してから、表側の制作です。ボンネットのルーバーの形状を今考えていますが、S耐などを見越すとルーバーの深さは、50mmまでのルールになっていますので、今までの86やRX-8用のルーバーから形状を変更する予定です。製品の完成は、来月末から、年明けオートサロン前ギリギリかなぁ。。それ以外にオートサロン前までに、スワンネックのハイマウントのGTウイングも制作開始予定です。
それと86&BRZ用のVマウントGTウイングをトランクスポイラー付きのダブルウイングにして販売予定で、トランクスポイラーにウイングステーの補強する部分を新設して、試作の完成です。それと、オリジナルのカーボントランクにナンバー上のガーニッシュをカーボンで作り、トランクとセットで販売する予定です。写真は、カーボントランクにVマウントGTウイングVer.2を一緒に取り付けてみました。
ポリカーボネイト ドアガラス熱成型 for RX-8
久しぶりの作業です、、旭硝子のレキサンポリカーボネイトの定尺板材からRX-8のドアガラスの形に切り出し、ラクソーでカットして仕上げます。そしてドライカーボンを焼くのに使うバキュームバッグに高温用のブチルと低温用のブチルをダブルで廻して、高真空を掛けたまま窯に入れて焼きます。アクリルガラスは、バキュームを掛けなくても簡単に出来ますが、ポリカは、バキュームを掛けて純正のガラスに貼り付かせて焼きます。また、アクリルの熱成型温度は、100℃以下で低く簡単ですが、ポリカは、150℃超えの温度なのと熱成型出来る温度のスィートスポットが狭く、幅は、3℃で、4℃低いと変化が足りなく、4℃高いと、ポリカにボイド(泡)が沸き始めます、、非常に難しいです。今日は、一度に2枚を熱成型しましたが、窯の温度分布の関係で、上側の一枚は、一回で熱成型出来ましたが、下側のもう一枚は、部分的温度が少し低かったようで、熱成型が足りなく、もう一度やり直しました。
A90 スープラ D2ブレーキキット到着、、、リヤアンダーディフューザー デザイン小変更
新発売のD2製のブレーキキットが到着しました。前後共にローター径は、356mmでフロントは、8POT、リヤは、4POTでリヤ側は、純正のEブレーキのアクチェーターが取付ける構造で、油圧式系統とは、別系統で作動する機構で良く出来ています。来週、SUGOでテスト予定ですが、テストは、D2サスペンションのサーキットスペックと純正交換ブレーキパッドの予定で今日、届いたブレーキは、次回の予定になります。
それと、、エアロ屋さんの最後のピースのリヤアンダーのデザインを一部修正、バーチカルの大きさを大きくして、マフラー出口付近を少しカットしてアクセントを付けました。これで、最後にアール処理をすれば、ほぼ完成。。
A90 スープラ SZ D2ストリートスペック取付&スタッドボルト製作、、、ボンネット構想
昨晩、エアロ屋さんでの最後のピースのリヤアンダーディフューザーが終わりましたので、スープラを引き上げに行きましたが、バラバラにしてましたので、トラックで引上げに行き、再度工場で組上げることになり、序にD2ストリートスペックのサスペンションKITも取り付けました。。そして、ボンネットの製作を始める前にルーバーの位置や深さ、向きなどを確認しました。
それと、SCM435で、M14xP1.5のフランジ付きスタッドボルトを製作してみました。純正のハブボルトの方が剛性が高いかも知れませんが、タイヤホイールを取り付ける度にハブボルトが無いと何回もタイヤをハブから落として、イライラしますので、作ってみました。先端は、オシャレに砲弾型にしてみました。
RX-8 エンジンO/H連荘 一台目 NA仕様 フルコンプリート Befoer→After
RX-8も発売から15年以上が経ち、10万キロに近い車両のO/Hは、どの車両もエンジン内部は、カーボンだらけですがこの車両は、特に多くエンジン内部だけでなく、マニホールド内もカーボンだらけです。原因は、追加オイルクーラーが車両右側に取り付いていますが、サーモスタット機能が無い通常のレーシングタイプが付いているので、雨の日や高速道路の巡航も含めこれから冬になりますので、万年オーバークール状態になり油温が低い為による燃焼温度の低下でカーボンが非常に多い状態です。改善するには、前期マツダスピードバージョンの追加オイルクーラーKIT(約15万円)か弊社オリジナルのVer.3オイルクーラーKIT(約14万)を取り付ける他無いのが現状です。それと、エンジンハーネスやカプラーなどが経年劣化でボロボロで、エンジンハーネスサブASSYを交換したいところですが、8万5千円ほどしますので、やむなく修理となりレストアしながら、チューニングしてる感じです。各所のbefoer→afterをご紹介。。
A90 スープラ SZデフカバー加工治具製作 for大容量デフカバー&デフサイドベアリング入庫
SZのデフは、RZやSZ-Rに比べて一廻り小さく、デフOILの容量が700cc位しか入らないので、デフOIL容量を増やさないと、メカニカルLSDが使えない感じです。なので、大容量カバーの製作の一環としてフライスやマシニングでの加工治具が必要なので作ってみました。ここから、加工して容量を増やす部分を切削してから、板金した大容量部を溶接して仕上げてから、木型屋さんで修正してもらい、鋳物用の型の出来上がりですが、道のりはまだまだ遠く、完成は、2月?3月?
それと、BMWを含めスープラは、デフの単品パーツがオイルシールやダストシール以外の設定が無く、何か有ると、、、アッセンブリー交換の設定なので、国産車の様に「LSD組むから、サイドベアリングは、新品で!」、、って、メーカーに設定が無く手に入りづらく困った事になっています。そこで、海外より色々調べた結果、リプレイス品が手に入ります、、それがこのベアリング。。でも、国産の数倍の価格なので、少しびっくり。
A90 スープラ D2 サスペンションKIT for ストリートスペック、for サーキットスペック
先程、A90スープラ用のD2サスペンションKITが届きました。D2は、設定は、3スペック有り、ストリート、スポーツ、サーキットで、本日到着したのは、ストリートスペックとサーキットスペックです。ストリートスペックは、F,12k R,11.5kで、フロントアッパーマウント付きでリヤアッパーは、純正を使います。リヤスプリングは、純正位置にハイトアジャスター付きで取り付けます。減衰は、36段調整で、¥178000-税別です。サーキットスペックは、ピロアッパーマウント付きで、F,18k R,16kで最大の特徴は、リヤがコイルオーバーになっています。価格は、¥268000税別です。11月20日にSUGOに持ち込みテスト予定です。