2019-11-23 ポリカーボネイト ドアガラス熱成型 for RX-8
[作業日報]
久しぶりの作業です、、旭硝子のレキサンポリカーボネイトの定尺板材からRX-8のドアガラスの形に切り出し、ラクソーでカットして仕上げます。そしてドライカーボンを焼くのに使うバキュームバッグに高温用のブチルと低温用のブチルをダブルで廻して、高真空を掛けたまま窯に入れて焼きます。アクリルガラスは、バキュームを掛けなくても簡単に出来ますが、ポリカは、バキュームを掛けて純正のガラスに貼り付かせて焼きます。また、アクリルの熱成型温度は、100℃以下で低く簡単ですが、ポリカは、150℃超えの温度なのと熱成型出来る温度のスィートスポットが狭く、幅は、3℃で、4℃低いと変化が足りなく、4℃高いと、ポリカにボイド(泡)が沸き始めます、、非常に難しいです。今日は、一度に2枚を熱成型しましたが、窯の温度分布の関係で、上側の一枚は、一回で熱成型出来ましたが、下側のもう一枚は、部分的温度が少し低かったようで、熱成型が足りなく、もう一度やり直しました。