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このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。

2016-03-30 ドライカーボンシフトノブ製造 &86カーボンルーフ交換、、、ヒーターON、エアコンOFF


P1080824 今日の川口市の最低気温は、9℃、、朝は、8時30分に出社すると、、まだ寒くて、ヒーターON、、最高気温は、19℃、、予報では、「お日様も出て、4月下旬の陽気」でも、実際は、風が有り曇り勝ちで、暑くはなりませんでした、、事務所は、ギリギリエアコンOFF、、今日と明日で3月も終わり、、4月に突入、、4月は、新入社員さんが二人増えたり、取材の予定やデモ8-2号機のテストの予定など、、少しずつ予定が埋まり始め、どのカテゴリーも開幕戦が4月からなので、色々対応が忙しくなってきました。 今日の工場は、CNC旋盤は、86&BRZ用のカーボンシフトノブのポリッシュ、ブルー、レッドの在庫が無くなり、増産が始まりました、、今回の製造ロットは、150台分、、各色50個づつx3色で150個、、カーボンシフトノブは、二つ割で、上側のピースと下側のピースにネジきりがしてあり、ドライカーボンのシャフトを填め込み、締め上げて3ピースで組み付ける構造です。今日は、下側のピースの2工程を削り出し、、明日は、上側の2工程、、その後、アルマイト屋さんで色を付けていただいている間に、長いドライカーボンシャフトから、シフトノブの長さに合わせて、リング状に切削して、、組み付け準備をして、一旦終了、、アルマイト屋さんから帰ってきたら、組み付けて完成です。 意外と、工程が多く、、組み付け作業やパッケージングなど、、商品になるまでには、時間が掛かります。。写真中央の手で持っているのが完成品。。 P1080822 そして、今日から始めた作業をもう一つご紹介します、、タイトル通りですが、86のドライカーボンルーフの取り付け、、板金屋さんじゃなく、、当社での作業です、、以前、、最初の一台?あぁ、デモカーの86LWは、板金屋さんで取り付けして頂きましたが、、その時の外注工賃は、30万円、、、プラス5万円で、UVカットクリアーを5回塗りして、仕上げてもらうも、、ボイド(塗料のハジキ、気泡)が残り、、「これで、精一杯!」って、言われ、、、「カーボンルーフが27万円なのに、工賃の方が高いじゃん!仕上がりも、イマイチなのに!」って言って、板金屋さんと大喧嘩、、それ以来、ルーフの取り付けは、社内作業になり、、クリアー塗装だけ、違う板金屋さんでして頂いています、、しかし、ドライカーボンパーツは、本来塗装して使い物では、なく、、性質上、型に強力な離形材をバッチリ塗り込んで、加圧熱成形するので、離形材が絶対に、製品に残り、カーボンクロスの網目に入り込み、上から、クリアー塗料を吹き付けても、弾いてしまいます、、なので、カーボンルーフのボイドを完璧に取るには、まずは、3,4回クリアーを重ね塗りしてから、小さいボイド一個、一個に筆指しでクリアーを載せて、磨き上げ、、コレを、何回も、何回もしないと、、消えません、、なので、完璧に磨き上げるには、ルーフのクリアー塗装は、塗っては、乾かし、筆指ししては、乾かし、、そして磨き、また、筆指ししては、乾かし、そして磨き、、何時になったら終るんでしょう的な作業となり、、じゃぁ、、費用は???クリアー塗装に20万円出せる??ってことで、、まぁ、、言葉は、悪いけど「予算一杯、ほどほどで!」ってなります。。 そして、本日の作業は、、サイドステップや、Aピラー、Bピラーなどに、養生フィルムを貼り、、シートを左右取外し、、シートベルトや、ルーフに絡む内装を全て取り外し、ガラス屋さんにフロントスクリーンとリヤスクリーンを取り外してもらい、、窓枠のシールを綺麗に取り払い、、特殊なスポットドリルマシンを使い、ルーフの取り付いているスポットを一部、揉み付けて、、今日は、終了、、明日は、スポットを全部揉み付け、ルーフを剥がします、、多分画像は、オーナーさんにとっては、かなりショッキングな画像になるはず。。



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