2021-12-24 GR86FA24 オイルパンバッフルプレート&ローテンプファインサーモ取付確認
[作業日報]
早速、GR86のエンジンを降ろして、オイルパンバッフルプレートとローテンプファインサーモのフィッティングをしてみました。ローテンプファインサーモは、取付OKで純正は、ZN6と全く同じ物で88℃の物が付いていました。ローテンプファインサーモは、作動温度は、82℃に設定しています。水温が70℃台に入ると色々な補正が介入してきて予定とは、違う事も起きます。燃焼温度や燃焼スピードなども含め、82℃ぐらいが適温です。それと、ZN6のFA20のバッフルプレートの取付確認をしましたが、ストレーナーが全く違う形状なのでFA20の物は、全く合いませんでした。そこで、今日は、寸法取りと試作形状を決めました。写真のようにフラップ式にする予定です。このフラップは、コスワースやBMWなどの海外のレース用エンジンに使われていて、FA20では、Ver.2として販売していましたが、FA24でも設計変更して採用致します。通常のアルミのバッフルプレートだと、試作を何通りかオイルの落ち=戻りも出るので、何度もテストを繰り返して形状を決めますがフラップ式は、構造上、オイルが落ちるのみの設計ですので、テストは、必要ですが設計変更は、不要なので、フラップ式を採用予定です。