
作業日報
このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。新型BRZ ZD8用リヤショートスタビリンク試作完成、、車両取付確認&設計変更。
やっと新型BRZのリヤショートスタビリンク試作の現車確認が出来ました。写真は、新型BRZに従来のZN6用のショートスタビリンク取付ていましたが、効能が薄いので更にショート化したリンクの試作を作る必要が有り、今回試作の取付テストをしました。純正のスタビリンクは、95mmと凄く長く、0Gで既に\(^o^)/状態です。まるでトーションバーの様に使うのが目的なのでしょうか??良く近い出来ない感じです。そして、従来のオリジナルのしょーとスタビリンクは、70mm、今回の試作は、58mmです。そして、取り付いているサスペンションは、ヘルパー無しのメインスプリングだけのショートストロークのダンパーが付いている状態(リバウンド約12mm)で、70mmショートリンクでは、ややバンザイ状態ですが、試作58mmを取付てやっと水平より下がりました。そこで、試作のスタビジョイントの厚さ変更を2mmと、ピロの芯間距離を4mm狭める事で、リンク長を54mmぐらいまで製品は、設計変更する事となりました。デリバリーの準備ができましたら、随時アップいたします。
新型BRZ ZD8用リヤショートスタビリンク試作完成、、純正リンク95mm、ZN8用70mm、新作58mm。
GR86用オリジナルパーツの開発も一段落したので、新型BRZ ZD8用パーツの取付確認とBRZ(ZD8)専用設計のパーツも作る事にしました。手始めにリヤのショートスタビリンクを始めました、、従来品のZN6用をZN8に取り付けても違和感は、有りませんがBRZに取り付けると、取付方法が全く異なる為、全く持って効能不足です。そして、リヤスタビのポジションアジャスターも取り付きませんので、BRZは、車高を落としたらリヤスタビが「パンパン」どうにもならない感じです。ZN6より酷い状況なのも確認出来ました。それ以外にもスタビの作動起動の真下に取付位置が無いためリンク事態も斜めに取り付き、最悪の関係になっていますが、、、コレ、新車の設計変更時点で分かるはずですがぁ、、、なので、物理的には、こんな設計にするとリンク長が58mmと量産より37mm短く組付けられて、スタビとロアアームの取付臨海角も修正出来る一石二鳥的なリンクの試作を作りました。取付確認次第、量産にします。組合せは、今までのZN6、ZN8用のショートスタビリンクのカラーやボルト類は、そのままで、リンクのピロの結合パーツを新規で作り最大限に短く組るけ、リンク取付位置の修正も同時にします。
新商品GR86用Tiコンポジットチャンバーマフラー&欠品BO バッフルプレートVer.3 入庫。
新商品GR86Tiコンポジットチャンバーマフラーのファーストロット5台分が入荷しました。セカンドロットは、8月中旬に10台分完成予定です。申し訳ありませんが、ファーストロットの5台分は、全てBOです。セカンドロッドには、未だ引き当て分が数台有りますので、ご注文ください。このTiコンポジットチャンバーマフラーは、名前通りで、メインサイレンサーのメインボディーがチタン製で、キャップやチャンバーなどは、ステンレス製です。このマフラーの特徴は、ハイブリッドのメインサイレンサーで軽量構造とセンターパイプがチャンバー形状になっていて、低中速域のアクセルレスポンスとトルク感をアップさせています。そして、3週間ほど欠品していました、オイルパンバッフルプレートVer.3 GR86用が再入庫いたしましたので、BOが解消されました。
A90スープラ SZ-R DB-22 排ガス試験終了、、レポート取得。
A90スープラは、A90RZ、A91RZ、SZにSZ-Rと4グレードが存在します。3Lと2Lですがこれで現行としては、全てのグレードに排ガスレポートが対応となりました。しかし、3Lのマニュアルミッションのスープラが出るようですがコレは、当分、、年単位でレポートの取得は、致しません。A90スープラ3LのB58は、非常に排圧が高く、燃焼温度もハニカムセルでは、崩壊してしまうほどです。そこで、写真の様なマルチパンチングのキャタ構造が必要となります。担持した金属表面積は、ハニカム構造より小さいですが、B58は、アイドル時のCO,HCの排出量が非常に少なく、NOxの方が厳しい状態になります。マルチパンチングの担持は、表面積が少ない分、NOxの浄化に優れた構造と金属の組合せで高効率な設計になっています。B58は、マルチパンチングは、100ΦxL200mmのアウトサイドパンチングに45Φのインナーパンチングを3本組合せ浄化しています。また、2LのB48は、90ΦxL150mmのアウトサイドパンチングに40Φのインナーパンチングを3本組み合わせています。
FA20エンジンオーバーホール、、アプライドA→後期N-1仕様その2、、ヘッド廻り。
昨日は、クランクケースにピストンを入れてコンロッドボルトの締め付けまで、しましたが今日は、シリンダーヘッドを組み上げてブロックとドッキングまでしました。シリンダーヘッドは、組るける前に燃焼室の加工やシートカット、バルブフェイスの研磨などをしてから、カムジャーナル、カムシャフトをラッピングして、手でスムーズに廻る様ににてから、オリジナルの強化バルブスプリングとN-1ヘッドガスケットを使いブロックに組付けます。強化バルブスプリングは、フルリフト荷重が80kほどなのと、燃焼室の形状にピッタリ合わせたメタルガスケットで組み上げました。それと、Ver,2のオイルパンバッフルプレートも一緒に取り付けて見ました。