
作業日報
このページは、私、青木の日記のようなコーナーで、私自身が考えている事や最近感じていること、またファクトリー内の作業の紹介や新商品の企画、試作などの紹介、その他趣味やペットの話題などをお話するコーナーです。A90スープラ リヤアームフルピロ化 ブッシュ打ち換え 純正ボルトとブッシュは、ガタガタ、ピロブッシュ用ボルト&ナット製作。
昨日、現車よりアームやアップライトを外し、今日は、カラーとピロケース、スフェリカルを部位別に仕分けして、純正を外して、ピロを全てのアームに打ち込み、取付ボルトの用意です。写真にもあるようにスープラのアームの取付ボルトは、全ネジのボルトが殆どでサイズは、11.80mm、純正ブッシュは、12.17mmとクリアランスは、0.37mmでほぼ0.4mmです。ピロカラーは、12.00mmでキャップボルトは、11.90mmなのでクリアランスは、0.1mmになります。キャップボルトの長いボルトを選び、不ネジの部分を優先して、ピロカラーの当たる部分を不ネジで受ける適切なボルトとKナットを使い作って、車両に組付けました。
A90スープラ リヤアームフルピロ化
既にフロントロアアームとテンションロッドは、ピロアームにアップデイト済みなので、今日は、リヤのアーム左右8本、延べ16ヵ所にMBWT16、MBWT20を使ってピロケースに圧入してからアームに圧入です。ケースとピロカラーは、昨年末には、出来上がってましたがノーマルブッシュでサスペンションのセットアップしてオリジナルのサーキットスペックを決める為、わざと純正ゴムブッシュで走らせてましたがそろそろ、フルピロにしてタイムを詰めて行きたいと思います。






復刻 NSX大容量アルミオイルパン 限定10台生産
十数年前に鋳物屋さんの廃業に伴い生産を終了してたNSX用アルミ大容量オイルパンを復刻し限定で10台分生産いたしました。容量は、約800cc増えてストレーナーの廻りに壁を立てて横Gによるオイルの偏りを防ぎます。また、オイルパンをアルミ製に交換する事でエンジンブロック剛性が上がりエンジンのノイズとストレスの軽減につながります。そして、ドレインボルトを2個設けて、電動のオイルクーラーなどの取り出しに使えるようにしました。ご希望が有れば、電動のオイルクーラーKITもご用意いたします。




スープラ用テンションロッドピロボール&フロントロアアームピロブッシュ
スープラでサーキットを走るのに一番最初にピロブッシュにしたいのは、フロントのロアアームとテンションロッドです。BMWのM92などと殆ど同じレイアウトのスープラは、BMWでも鉄板で交換する部分です。特にハイスピードからのブレーキキングやコーナーリング時には、ロアアームとテンションロッドに車両重量の大部分の荷重が掛かりますのでピロボールも通常サイズは、MBWT16とMBWT18ですが、今回ご紹介するテンションとロアは、テンションがMBWT22でロアがMBWT20と約1.5倍のラジアル静荷重となります。取付画像は、当社のSZのデモカーですが既に今年の1月末に行わらたスーパーバトルの時には、取り付いていました。





スープラRZ、SZ-R用電子制御純正ダンパー用オリジナルサスペンションKITパーツ
スープラRZ,SZ-Rは、純正で電子制御のダンパーが取り付いていますが、この純正のダンパーを使いフロントは、アッパーマウントを二階建てのダブルアッパーにしてストロークとプレロードの掛けられる長さにアジャストしながら、写真の車高調整カラーは、純正のダンパーに被せて取付けます。リヤのハイトアジャスターは、もう少しで完成予定ですが、スプリングをフロントは、テーパースプリングにして、リヤは、リニアレートのハイレートスプリングを現在製作中で、このサスペンションKITが出来上がれば、安価で街乗りの乗り心地も良く、サーキットでもそこそこのタイムが狙えるジェントルな脚になります。もう少々お待ちください。







RZパフォーマンスパイピングSET取付確認&RZハイフロー計画
昨日、ゴールドサーモラップを巻き上げたRZ用のパフォーマンスパイピングSETを実車にて取付確認をしました。量産とパイピングを比べても太さが大分違う感じです。それと、今日は、RZの純正タービンを取外して、ハイフロー加工に出しました。6月中旬には、4mm~6mm位コンプレッサーホイールをビレットで製作して組上がる予定です。






スープラRZパイピングにゴールドサーモラップを巻いてみた&スープラエアロ一台分完成
先週末に完成したスープラRZ用のパフォーマンスパイピングSETに遮熱シールドのゴールドサーモラップを巻いてみた、、一人で貼るる事1時間30分掛かりましたが、見栄えも上々性能も伴えばなおさらOK、、今日、やっと一台分のスープラのエアロが上がってきましたが、リヤスポイラーとリヤアンダーディフューザーは、バックオーダーの為に直ぐに発送しました。




A90 スープラ SZ用 アルミパイピングKIT 完成、、、RZ ECU書き換え
SZ用のアルミパイピングKITが完成しましたが、デモカーのこのSZは、純正のコンプレッサーブレードは、41mmですがハイフローは、6mm大きい47mmですが、純正のクリーナーのサクションは、44mmで純正タービンでは、ギリギリセーフと言ってもBMW側は、元々B48のいエンジンは、360馬力以下で使う設定なのでは、???SZで360馬力以上出ないのは、このサクションの細さが起因してるなら、52Φのアルミサクションパイプなら、、楽しみになってきました。来週当たりにECUTEKでダイノに載せて現車セッティングしてみます。それと、今週2台目のECUの書き換え、、フルノーマルでコンピューターだけでも485馬力、トルク72k、、、スポーツキャタライザーを付けて、500馬力トルク80kが確認出来ている性能ですが現在設定中のカーボンインダクションBOX+アルミパイピングKITで、さぁ、どんな性能になるのやら。。また、SZは、400馬力、トルク60kなんて出ないかなぁ。。
A90 スープラ SZ用 アルミパイピングKIT SZは、44Φのリストリクターが付いてる!
SZ用のアルミ材で作った強化パイピングKITを作ってみました。純正のブーストは、0.7~0.8k位ですが、SZもRZも最近では、ブースト1.5k位まで掛けていますので、量産のプラスチックパイピングが破裂しそうなのと見るからに細い感じがしたので、取り外して計測してみるとタービンINは、量産は、44Φでまるでリストリクターのようで、、あぁぁだからSZは、ブースト上げても360馬力止まり!!!、、トルクは、55kほど出ますが、まるでJAF-GT300のような性能なのね?そこで、今回は、タービンのINの口径は、52Φにしてみました。また、タービンOUTは、量産は、40Φですが、強化パイプは、こちらも52Φにしてみました。。こんな所に落とし穴が、、SZは、44Φのリストが付いてます。GT300のルールだと44Φは、車重1300kgの2000cc+ターボ(1.7)=3400ccと同じです。
新商品?86&BRZ用 大容量デフカバー&ゴールドサーモテープ
デモカー86LWに数年前から付いている大容量デフカバーを気まぐれで作ってみた、、限定で10台分作ってロゴ入れてみました。お値段は、¥40000円、、このカバーは、マシニングで、無垢材から削り出し作っていますが、オイル容量が増えるだけでなくデフ全体の剛性も増しています。量産のデフキャリアは、鋳物なので、熱による膨張が大きくLSDの効き方も変わってきますが、削り出しで作ったデフカバーを取り付けることで、デフキャリア自体の剛性も上がります。それと、ゴールドサーモテープを86とスープラのカーボンインダクションに使うために、沢山用意しました。画像は、86用のカーボンインダクションですが、取付ける際にラジエターの冷却風が当たる部分に貼ってから取付けると効果が出ます。